先日BS-2で放送されていた舞台。ペンギンプルペイルパイルズの主宰である倉持裕氏が岸田戯曲賞を受賞した作品だけに、一度見てみたかったもの。
最初は何が何だかさっぱりわからないんだけど、話が終盤へ進むにつれて段々とパズルが組み合わされて行く。構成が複雑で、でも正確で。非常に言葉になりにくいんだけど、私が思うに、頭の中に浮かんできた場面を特に並べず素直に出してきたという感じがした(でも本当は、敢えて順番をばらばらにしたのかな、と思っている)。最終的な結論がはっきりとわかっているから、あえて順番に手を加えなかったという、そんな遊び心というのかねぇ。
ストーリーは敢えて書きません、というか、書けません。混乱するからやめときます。キーは、主役の小林高鹿さんがいかに演じ分けるかによるかな。彼はとてもうまい役者で、この話が私に理解できたのも、全てこの方のおかげだと思います。あと、ボクモトサキコさんも。だから、少しずつ場面が紐解かれてゆくと同時に私が恐怖感を感じたんだと思う。
「ワンマン・ショー」のタイトルの意味がわかった時、人ってどこまでも孤独を感じる生き物なんだなとしみじみしたりね。ふと、鴻上さん戯曲にある言葉を思い出した。
「真実は存在しない。ただ解釈だけが存在する」
話は演出家としての倉持さんに移ります。舞台上で、例えば下手と上手で、話が同時進行する事はしばしばだけど、そうじゃなくて同じ物体(ここではダンボールだった)を共有して話が進行していた。これはダンボールを運ぶという動作での場面の話。それぞれ違う場所、違う時間にいて、動きの意味も違うんだけど、全く違う二人が、一つしか存在しないダンボールを同時に一緒に運ぶ。わかっていただけましたかねぇ?言葉が足りず、申し訳ないです。
しかし本当、不思議な世界観だわ。ぜひ生で観てみたいものです。
最初は何が何だかさっぱりわからないんだけど、話が終盤へ進むにつれて段々とパズルが組み合わされて行く。構成が複雑で、でも正確で。非常に言葉になりにくいんだけど、私が思うに、頭の中に浮かんできた場面を特に並べず素直に出してきたという感じがした(でも本当は、敢えて順番をばらばらにしたのかな、と思っている)。最終的な結論がはっきりとわかっているから、あえて順番に手を加えなかったという、そんな遊び心というのかねぇ。
ストーリーは敢えて書きません、というか、書けません。混乱するからやめときます。キーは、主役の小林高鹿さんがいかに演じ分けるかによるかな。彼はとてもうまい役者で、この話が私に理解できたのも、全てこの方のおかげだと思います。あと、ボクモトサキコさんも。だから、少しずつ場面が紐解かれてゆくと同時に私が恐怖感を感じたんだと思う。
「ワンマン・ショー」のタイトルの意味がわかった時、人ってどこまでも孤独を感じる生き物なんだなとしみじみしたりね。ふと、鴻上さん戯曲にある言葉を思い出した。
「真実は存在しない。ただ解釈だけが存在する」
話は演出家としての倉持さんに移ります。舞台上で、例えば下手と上手で、話が同時進行する事はしばしばだけど、そうじゃなくて同じ物体(ここではダンボールだった)を共有して話が進行していた。これはダンボールを運ぶという動作での場面の話。それぞれ違う場所、違う時間にいて、動きの意味も違うんだけど、全く違う二人が、一つしか存在しないダンボールを同時に一緒に運ぶ。わかっていただけましたかねぇ?言葉が足りず、申し訳ないです。
しかし本当、不思議な世界観だわ。ぜひ生で観てみたいものです。