カケルエックスデラック in ワッハ上方
 TEAM・発砲・B・ZIN 

観てまいりました。初の発砲でございます。
シアターBBでお馴染み、小林愛さんを生で観たくてですね・・・。

噂に聞いていた様に殺陣満載の作品でしたが、ひいてしまうことは全くなくて思いのほか楽しめました。劇場の関係かしら、声が少し小さかったように思うのは、私だけ?

さて内容:インディーズシンガーのめぐみは、かつての恋人兼歌のパートナー甚八、今の恋人九作、一夜を共にした六朗との間でゆれていた。そんな時、考古学者の兄からきれいな手鏡が送られてくる。それは男女が一緒に触れてしまうと、合体してカケルエックスという人物に変わってしまうという伝説の鏡だった。二人の愛のパワーは1~9(究極の9)に分類され、二人の間の相性が良いほど数字は大きくなるという仕組み。
一方、永遠の生を望む悪魔の親分シファが鏡を取り戻そうと密かに彼女に迫りつつあって・・・。

話は理解しやすく、エンターテインメントとしてしっかり楽しめました。愛さん、もてる女として十分苦しんでました。武藤晃子しゃん、笑わせてくれます。彼女は少し何かするだけで十分面白い。あれだけやって場の雰囲気壊さないんだから不思議。さすが、見習わなくちゃ。彼女は見るたびに勉強になるもの。それに比べて吉村さんは、ちょっと力んでたかな。いいけど、ちょっと頑張ってる感ありあり。福田さん、きれいだけどマジ怖い。「女は好きな男のことになるとどんな手段でもとるのよ」の典型。男性陣は、まず平野くんじ氏。友達がキャラメルを見に行った時にこの方をベタ褒めしていたしていた記憶があるけど、確かにうまい。いい男なのに、結構一途ねなんて感心したりなんか、へへへ。九作の小島邦裕さんは、いまいち押せない男を好演。で、今回の一押し人、西ノ園達大さん。何だかんだで愛しいマッスル奥様(田口治)にやられっぱなしが印象的でした。舞台の時はそう感じなかったけどカーテンコールの時に、めちゃいい男だと気付きました。しばらくの間、さわやかさんが嫌いだった私ですが、改心します。こういうタイプ、好きです。って、私の趣味は関係ない。
最後に、きだつよし氏。ハゲはずるいよ。絶対笑ってしまうもん。面白かったけどさ。好きだけどさ。あのばかばかしさはぁ。


というわけで、割と楽しめた芝居でした。また観に行っても良いと思います。