横道誠さんの新刊
『ある大学教員の日常と非日常』(晶文社)
本日発売です!
「ASD/ADHDの大学教員、コロナ禍を生き、ウクライナ侵攻下のウィーン、アウシュビッツを行く」
『前科者』の香川まさひとさんが「読みはじめたら止まらず一気に最後まで」と書いておられたが、まさに!
独特な面白さが凄い!
それにしても、「発達性強調運動症」のせいなのか、部屋の問題なのか、
「シャワーを使うと、水の勢いに負けてプラスチック製のシャワーヘッドが爆散し、ホースの根本の金具やプラスチック部分が外れて、ホースがもげた。浴槽の金属製の栓ももげた」「コンセントが壁から取れた」
とか、日常がバスター・キートンや筒井康隆のレベル!
この本にはじつは、「頭木弘樹讃」「続・頭木弘樹讃」という、びっくりする小見出しの箇所があって、私の文体について分析してくださっています。自分では無意識だったこともあって、なるほどなあと感嘆してしまいました。そして、人に研究してもらえるということが、こんなに嬉しいものだとは知りませんでした☺️