
紀伊國屋書店から発売に。
(画像はクライテリオン版のもの)
フランスの古いモノクロのホラー。
事故で顔の失った娘のために、
医者の父親が、
若い娘を誘拐しては、顔を娘に移植していく。
このストーリーはいかにもだし、
顔の移植手術シーンはかなりグロいらしい。
なので、ちょっと二の足を踏んでしまっているのだが、
ジャン・コクトーもほめているらしいし、
かなり伝説の映画とのこと。
ようやくソフト化されて、喜んでいる人も多いようだ。
ただのホラーではない気配。
楳図かずおのような、心理的な深さがあるのかも。
このサイトにこんなシーンの紹介が。
http://www.h7.dion.ne.jp/~eiga-kan/Les_Yeux_sans_visage.htm
「ベットで泣き伏せるクリスチーヌを
父親のジェネシェが慰めるシーン。
彼は傷心の娘に向かって優しい言葉をかけますが、
彼女がその顔を上げると、思わず眉をしかめて、
「マスクをつけろと言っただろ!」と言って顔を伏せさせます」
これで買ってみる気になりました。