もし、神様がこの世に起こる出来事を
すべて決めてしまっているのなら
私がもう努力なんて一切したくないと思うことも
すでに決めているのだろうか
そして、やっぱりそれでは後悔するのではないかと
不安になってしまうことも
すでに決めているのだろうか
そのモヤモヤを抱えたままで
辛いことが９割のこの世の中を
損をしつつ恥をかきつつも
小さな喜びを見つけて生きていくことを
すでに決めているのだろうか
やがて子どもに、神様が居るのかと聞かれたとき
答えに窮しても希望だけはくじくまいと
結局はあなたを擁護する言葉を返すことを
すでに決めているのだろうか
神様がこの決定権をいつまでも濁すのは
きっと怠惰な私があなたに責任を押し付けないようにする
神様なりの配慮なのだろう