【1月1日】
22:00 最後の授乳をする。
私は、「ママのおっぱい、もうあまり出なくなっちゃったんだ。ママのおっぱい、
痛くなっちゃったし、お前ももう大きくなったもんね。今日でおっぱいとバイバイしよう。
これが最後のおっぱいだよ。いっぱいいっぱい飲んでね!」と言った。
息子は、待ってましたかというように、おっぱいにかぶりついた。
息子はお腹いっぱいになったらしく、おっぱいから口を外し、
「オンマ~、オンマ~、オンマ~、パ~プ~、オンマ~、オンマ~…」と
いつになく可愛い声で(親バカです)言っていた。それは、まるで歌を
歌ってるかのようだった。
私は、寂しさと今までの色々な思い出がこみ上げてきて、思わず涙が溢れた。
息子はオンマ~と数十回言ってから、コテンと眠りに入った。
【1月2日】
02:10 息子が目を覚ます。
おっぱいが恋しいらしく、抱っこしてもおんぶしても大きな声で泣き叫ぶ。
03:30 置いては泣くを7回ほど繰り返し、やっと眠りにつく。
08:30 泣きながら起床。しばらく泣いた後でバナナをあげると機嫌がよくなった。
初の6時間連続睡眠達成
イェーイ![]()
午後から銀行に行く。銀行で用を済ませた後、近所のお餅屋さんでシッケを6Lも購入。(シッケとは甘酒の冷たいバージョンみたいな韓国の飲み物である。韓国では昔からシッケを飲むとお乳が出なくなると言われており、断乳の際にシッケを飲むのが常識となっている。)
その後、デパートに行く予定だったが、あまりにおっぱいが張って痛いので家に帰ることにする。悪寒、頭痛、吐き気、だるさが襲う。まるで風邪のひき始めの症状のようだ。
家に帰るなり、右のおっぱいだけを搾乳。あまり絞りすぎるとまた母乳を作ってしまうので、痛みが和らぐ程度にやめておいた。その後も痛みと悪寒に耐えられず、2回ほど搾乳。
悪寒がし体がだるくて仕方ないので、息子を旦那に任せ、しばし休む。
22:20 寝かしつけスタート。(確か、抱っこして、おんぶして…もう忘れている。)
23:00 息子、寝る。
【1月3日】
03:15 目を覚ます。泣き叫ぶも昨日よりはまし。
04:00 やはり置いては泣くを数回繰り返し、眠りにつく。
08:30 起床。ぐずっているのでバナナをあげる。
右のおっぱいだけパンパンに張っている。まるでグレープフルーツをくっつけたような感じだ。岩のようなガチガチのおっぱいに、乳腺がシコリとなってゴツゴツと出っ張っている。これ、一体何物だ!?左のおっぱいは元々あまり出なかったせいか、張りは少ない。大きさも右の方が2倍くらい大きい。ああ、おっぱいがビッコになってしまった…、悲しい。
あまりに痛さに搾乳。
午前中、息子を旦那に任せ寝る。
痛みはMAXになり、悪寒、だるさ、吐き気、食欲不振、頭痛も悪化する。自分の腕がおっぱいにかすっただけで激痛が走り、息子を抱っこするのも辛い。旦那が休みで本当によかった。
それでも搾乳をし、昨日行けなかったデパートに行く。帰ってきてからも軽く搾乳する。
22:20 寝かしつけスタート。3人でベットの上でごろごろ。
23:00 私が日本昔話を読んであげている途中、息子は眠りにつく。
抱っこ、おんぶなしの寝かしつけに成功![]()
【1月4日】
明け方 何度も寝返りを打った末に泣き出すも、息子を抱き寄せて背中をトントン
叩いてあげると再び寝入る。奇跡だ~~~~![]()
09:00 起床。バナナなしでオッケー!
11時から予約していた美容室でヘアカット(私)。その後、イルサン新都市に向かう。MBC放送局を見学後、カフェで遅いランチをとり、湖公園でお散歩をした。
おっぱいは相変わらず痛いし、張っているもの、昨日よりも落ち着いてきた。
夜、断乳を始めて3日経ったので、おっぱいがふにゃふにゃになるまで思いっきり搾乳。シコリと痛みが取れてすっきり!500ccは出たと思う。
【その後】
◆ 寝かしつけ方法: ①昔話の読み聞かせ
②童謡を歌う
◆ 夜中に目を覚ましたら: ①抱き寄せて背中をトントン
②仰向けに寝た私の胸に息子をうつ伏せに寝かせ背中をトントン
◆ お昼寝の際の寝かしつけ方法: ①息子をおんぶして家事をする
②抱っこして背中をトントン
③ドライブ(旦那がいる時のみ)
● おっぱいの状態: 断乳3日目の夜に搾乳してから、少し張るものの痛みはほぼなくなる。
5日目の夜に、少しシコリができたのでマッサージをし、軽く搾乳する。
4日、6日目は搾乳なし。現在に至る。
● 今後のおっぱいケア: 断乳後10日目、1ヵ月後に再び搾乳予定。
【断乳後記】
<息子>
■ 卒乳したもの、おっぱいに若干未練はあるようで、眠くなるとおっぱいを
指で指したり、触ったりする。
■ 息子の一人遊びの時間が若干増え、ぐずりが減ったように思う。
■ 昼寝時の眠りも深くなったようだ。
■ おっぱいという精神安定剤を卒業し、むしろ精神的に安定したようだ。
■ 卒乳をし、ちょっと逞しく、お兄ちゃんぽくなった。
<私>
■ 息子の夜泣きよりも、辛かったのが私のおっぱい。
最初の3日間は、痛くて、寒くて、気持ち悪くて、食欲不振になった。
(今、その時の反動で夜中の2時だというのにベビースター食べてるけど。)
■ 私には、シッケはあまり効果がなかったと思われる。美味しかったが。
■ 夢のナイトライフ、酒ライフ、到来!!!ヤッホー![]()
<総合>
断乳前の息子の状態から最初の3日間はかなり苦労するだろうと想像していたが、意外にあっさりとあきらめてくれて、とても助かった。想像していたよりもずっと楽に終えることができた。1月下旬まで授乳を頑張ろうと思っていたが、断乳を早く決断して本当によかった。
でも、おっぱいって本当に本当にすごいなって思う。おっぱいを通じて、母体の神秘を身をもって感じることができたし、授乳というあったかい親子のスキンシップができた。おっぱい、本当にありがとう!そして、今までお疲れ様でした![]()