前回の記事に対してたくさん(私にとっては)コメントを頂いた。皆さん、本当にありがとうございます!

その中でつるかそふぃーさんのコメントを読み思うことがあったのでここで書いてみたいと思う。


◆ つるかそふぃーさんのコメント(一部抜粋させていただきます) ◆


『私なら… 本気で、子供を連れて、明日にでも旅立つかな・・


私の場合、しんどい状況をずっとずっと続けていく必要性を感じない性格やからね。

(それが例え、仕事であったり、家庭であったり、金銭であったり、恋人あったり、を失うことになっても)


ある日、なんかのきっかけで、私はぶち切れ、

 「誰も、オマエを止めた覚えはない。文句あったら、とっとと私と別れて、自由に生きやがれ!その勇気がなくて、今の現状でいるなら、もっと明るく生きる努力しろ、ボケ! ま、とりあえず私は出て行きますわ、しばらく・・」

 みたいな感じで、別居したなぁ~。』


まず、つるかそふぃーさんの紹介を少々。つるかそふぃーさんとは結構長い付き合いになる。彼女は私がデンマークで一番最初に知り合った日本人であり、同じAB型ということもあってか(そふぃーさんの誕生日は秋分の日で私の誕生日は春分の日だし、って関係ないか!?)似た者同士だと私は勝手に思っている。彼女には、デンマーク時代も韓国に引っ越してきた今も精神的にとても助けられている。


私も過去、旦那と別居したことがある。6ヶ月間ほど、デンマーク時代である。


今思い出しても、あの2004年は最悪だった。今なんて可愛いほうである。2004年の秋頃から、ただでさえ天気の悪いデンマークで憂鬱憂鬱で仕方ないのに、毎晩のように旦那と喧嘩。寒くなるにつれて喧嘩はエスカレートしていった。


その当時の喧嘩の原因は大小多々あったもの、私が一番怒りを抱いていたのは旦那のインターネットゲームに対してであった。ゲームをやるのを非難していたのではなく、旦那が生活に支障がでるほどネットゲームにどっぷり浸かっていたためである。当時の旦那の言い分としては、『何で俺の時間をお前に操作されなきゃいけないんだ?俺はお前のペットではない!」ということだった。


私は口煩い妻である。小言が多い。それは重々分かっている。旦那に、ヒットラーだの、レーニンだの、カストロだの言われるくらいなのだから。私が旦那を自分の思い通りに動かそうとするから、旦那としては家庭は息の詰まる場所でしかなかった。(←旦那の言い分)


ゲームの件に限って言えば、


旦那がゲームする→私が注意する→旦那は更にゲームを続ける→私が注意する→旦那は更にゲームを続ける→私がPCを消す→旦那は怒って、更にゲームを続ける→私がPCを消そうとする→旦那が力ずくで私を押さえつける…


というように、悪循環極まりない状況であった。


そもそも旦那がゲームに嵌ったのも現実逃避であり、私との生活から逃げ出したくてゲームに走ったといえる。つまり、私と口もききたくないし、関わりたくもなかったわけだ。


一方、私も仕事帰りや学校帰りに旦那のいる家に帰ることを思うと、胃がキューッと痛くなるほど精神的にまいっていた。


2004年12月か2005年の1月のある日、大きな喧嘩をした。そして、旦那が言った、「日本に帰れ!」と。その前から喧嘩の度に同じことを言われていたが、『まだもうちょっとここで頑張ろう』と思っていた。だが、その日は違った。『もういいや、日本に帰ろう』と思った。


そして、2005年2月に無期限で日本に帰国した。


<つづく>