先々週から、毎日友人宅に遊びに行ったり、友人が遊びに来たりの超多忙で楽しい日々を送っている。
私は『予定がない』という状況があまり得意ではない。近い未来に、いついつは誰と会う、いついつはどこに出掛けるという予定が入っていないと落ち着かない人間である。そのくせして、子供が産まれる前は異様なほどに独りの時間をこよなく愛し、人と会うのは一週間に一日と決めていた。でも、子供のいる今は(うちの場合はあまり昼寝をしてくれないので)、まず独りの時間を確保することなんて皆無。子供とずーっと二人っきりで家にいることが、私にとっては一番疲れることなのである。だから、とにかく予定を入れてしまう。そんな日々を送っている私にとって、ここ最近、友人達のお陰でとても楽しい日々を過ごしている。
まず、友人Mが泊まりに来、友人Sが遊びに来ては、いつもの如く家事・育児を手伝ってくれた(感謝!)友人Mなんて、もう家族のようである。っていうか、お母さんって感じである。いつの間にかに洗濯物が取り込んであったり。彼女は2週連続で泊まりに来たのだが、家にいる間中息子の世話はほぼ全て彼女がしてくれたのだ。私は『乳母』という字の如く、おっぱいをあげるだけの乳母に徹していた。
友人Sはとにかく語り合うのが大好き。彼女と話しているとあっという間に時間が過ぎていく。その間、息子は嫌々ながらも私たちの話をずーっと聞く破目になるのである。
先週の火曜日から木曜日にかけては、デンマーク在住の友人が娘さんと一緒に韓国に遊びに来てくれた。わざわざ遠くから会いに来てくれるなんて、本当にありがたい。それも2年連続である。でも、今回は遠くから貴重な時間とお金を費やして遊びに来てくれた友人と娘さんにとても申し訳ないことをしてしまった。というのは、管理事務所のミスで、6月分の管理費請求に誤りがあったのだ。管理事務所はガンとして、自分達の非を認めず、私たちに間違った金額を請求しようとしたため、彼女達が滞在している間、管理事務所とずーっと戦っていたのである。2日目にもう私の力では無理だと判断し、友人Sに助けを求めた。結局、3日目にして管理事務所が自分達の非を認め、謝罪した。友人Sのお陰で一件落着したのであった。また、私たちが戦っている間、息子の面倒を見たり、本を読んだりして時間を潰してくれた友人と娘さんのお陰でもある。本当に3人には感謝してもしきれないし、特に友人と娘さんには謝っても謝りきれない感が残る。
去年は我が家が狭かったためと、折角韓国に来たんだから観光もしてもらいたかったので、ソウルの宿に泊まってもらったのだが、今回は家も広くなったし、赤子連れの今、車がないのであまり動けないため、家に泊まってもらった。その上、管理費問題で時間も潰れ、娘さんをわが街のデパートやスーパーにしか連れていってあげられなかったのが、本当に心残りである。
でも、一年ぶりに成長した娘さんに会え、友人と夜遅くまで色んなことを語り合えたのは本当に嬉しかったし、楽しかった。彼女とは不思議なくらい話題が途切れないし、時の経つのも忘れるくらい話に夢中になってしまう。私はもっともっと話していたかったのだが、やはり体のことも明日のことも考えなくてはと、名残惜しくも床についたのであった。
そして、今回何よりも嬉しかったのだが、娘さんと4年ちょい前に出会ってから、今回初めて自然に話せたことである。子供を得意としなかった私が、それでも一応母になったからであろうか。娘さんも息子を可愛がってくれて、ご飯を食べさせてくれたり、面倒を見てくれたりと、本当に助かってしまった。友人にも色々とお世話になった。心から感謝している。
<娘さんと息子。なんとなく似ている二人。「まるで兄弟みたいだね」と、母親同士で話していた。>
<お食事中。娘さんの食べさせ方がとっても上手なのに驚いた。>
友人と娘さんが帰国した日、産後処理院で一緒だったママさんたちとの食事会があった。産後処理院にいた時は、誰とも電話番号を交換しなかった。彼女達とは産後処理院での付き合いで終わるだろうと思っていたからだ。1ヶ月前、私たちがよく行くデパートの案内デスクにママさんの一人が働いており、ちょうど買い物に来た私を見つけ、彼女が声を掛けてくれたのだった。
その日、私を含め4人のママさんが集まった。デパートのレストラン街で昼食を食べ、デパートで一緒にショッピングをしてから、そのうちの一人のママさんの家に遊びに行った。そこで私たちが何をしたかというと、日本ドラマ『花より男子』を見たのであった。3話まで見たのだが、ああああ、続きが気になる~~~!!!
そして、何とびっくり。遊びに行った家のママさんの友人の旦那さんがうちの旦那と同じ会社で働いていることが判明。ちなみに、うちの旦那は海外営業部で、その人の旦那さんは生産部に所属。これは奇遇だということで、ママさんが彼女も家に招待し、旦那がF社に勤めている妻同士でご対面した。彼女は82年生まれだというのに、もう2児のお母さんで、下のお子さんはうちの息子と同じ学年であった。
<右から3人が産後処理院の仲間。一番左の子は旦那と同じ会社の人のお子さんで現在6ヶ月。>
そして、今週は日本人妻&ママ交流の週であった。新しいママさん友達もたくさんでき、本当に充実した楽しい、更に学ぶことも多い一週間であった。

