ピザを食べて乳腺炎になってしまった人のブログを読んでから、ピザや脂っこいものは極力避けてきた。しかし、一昨日に友人Mが遊びに来た時、どうしてもピザが食べたくなってしまった。夕食を作るのも億劫だったので、宅配ピザを注文することにした。少しくらい食べても平気だろうと。


翌日。ガーン!!!乳腺炎になってしまった。


主犯はピザだろう。でも、ピザの他にチキン(8ピース!)と鯛焼き(3つも!!)と肉まん(ひとつ)を食べたのも悪かったのかもしれない。


ヘルペスが再発する時の痛みが分かるように、乳腺炎も体験しているので乳腺炎になり始める時の痛みは分かる。乳首、乳房、背中にかけて、針で刺されてチクチクするような痛みが走るのだ。これが更に酷くなると、おっぱいをあげるのも辛いくらいの激痛が走る。それで、前回は『母乳119』を呼んだのだが。その時は授乳について分からないことだらけで、更に乳腺炎になってしまったので、母乳119にすがるしかなかったし、1時間で約7,200円を払っても高くは感じなかった。しかし、今回はまだ痛みも弱いし、また7,200円の出費は痛いので、酷くなるうちに自分で治すしかないと思った。


新鮮な母乳は乳白色なのだが、古い母乳は黄色くて脂っこいし、臭い。どうしてピザなどの脂っこいものや、甘いものを食べると乳腺炎になるのかというと、母乳は血液で作られるのだが、脂っこいものを食べると血液がドロドロになる。もちろん、ドロドロの血液で作られた母乳も脂っこくなり、乳腺が詰まりやすくなってしまう。だから、私のように母乳の出が良い人は、飲み残した母乳が溜まってしまい、それが古くなり腐敗し、細菌繁殖して炎症を起こす。それが、乳腺炎なのだ。


どうやって治したのかというと、古い母乳を飲ませて、乳房を冷やしただけ。とにかく、古い母乳を排出せねばならない。まず左右授乳をし、息子が飲み終わったところで、乳腺炎のある方のおっぱいを搾乳。次の授乳から乳腺炎がある方のおっぱいを優先的に飲んでもらい、アイスパックで乳房を冷やし続けたら、半日くらいで痛みはなくなった。私はあまりに嬉しくて、ひとりで歓喜の声を何度もあげていた。


どんな病気でもそうだが、乳腺炎になりそうと思ったら、酷くなる前に早く手を打つのが一番である。