出生届を出しに、日本領事館に行って来た。


出産後、初の遠出である。今まで1人で外出する場合は、好きな時間に外出できていたのに、乳飲み子がいるとそうもいかないことを今日初めて知らされた。


まず、領事館の邦人関係の業務時間は前9時半から午後12時、午後1時半から午後5時までである。1時間半も昼休みがあるなんて、やはりお役所もお役所ね。


午後に出かけることにし、授乳が終わったら即外出できるように準備を始めた。息子よ、いいタイミングで目を覚ましてくれ!そして、授乳後はぐずらずに遊ぶか寝るかしてくれと心の中で願いながら。


昼食と出かける準備を全て済ませ、授乳待機。息子が正午に目を覚まし、即授乳を開始。でも、なんだかんだしていたら家を出るのが1時過ぎになってしまった。


領事館に到着したのが2時過ぎ。出生届を2通出せとあるので、1通書いて、もう1通はコピーしてくれるのかと思いきや、もう1通も同じように手書きで書けとのこと。手が痛くて、1通書くのもやっとだったのに(ノ◇≦。)


印鑑を日本に置いてきてしまったので、事前に日本の地元の市役所に問い合わせたところ、印鑑がない場合は、サインでもいいと言っていたのに、領事館では拇印を押せと言われた。仕方なく、出生届に拇印を押した。そういえば、婚姻届を出したときも、パスポートを更新した時も拇印を押したような気がする。


領事館長のサインを待つこと1時間…。今はだいたい2時間から3時間ごとに授乳をしているのだが、お昼に授乳してから、とうに次の授乳タイムを過ぎている。おっぱいがパンパンに張ってしまって痛い。今頃、母が前に搾乳した母乳を哺乳瓶で与えてくれていることだろう。領事館を後にした時には、午後4時をまわろうとしていた。


バスの中でも頭の中を巡るのはおっぱいの張り具合と、授乳のことばかり。


午後5時半、自宅に到着。母乳パッドをあてていたのに、母乳パッドの吸収量を超過したらしく、セーターの下に着たキャミソールは母乳でびしょ濡れであった。


母の話では、息子は2回哺乳瓶で飲み、久々の哺乳瓶の乳首に戸惑っていたとのことだった。とりあえず、出生届が終了して一先ず安心した。