8月19日(日)、3週間ほど滞在した灼熱の日本を発ち、韓国へ帰ってきた。日本に5日間だけ滞在して先に韓国に帰っている旦那と会うのは2週間ぶりである。


私は本当に連絡不精の人間なので、旦那と離れている時もあまり連絡は取らない。電話(スカイプ)で話すのも、週に1回といったところか。しかし、現在私は妊娠中ということもあり、今回はほぼ毎日連絡を取っていた。(パパの声を聞かせなくちゃね!)ただ電話で話すのと実際に会うのとではやはり全く異なる。金浦(キンポ)空港に降り立った時、私の胸は騒いだ。


ターンテーブルで荷物を受け取り、出口へ急いだ。旦那が待っていた。2週間ぶりとあって何だか照れくさいものである。


金浦空港から我が家までは、バスで約30分という至近距離。おそらく、自家用車であったら15分位しかかからないのではないだろうか。うちには車がないので分からないが。前回日本に帰国した時までは、もっぱら仁川(インチョン)空港ユーザーであった。しかし、今年になって、うちの近くのバス停から金浦空港行きのバスができた。今まで仁川空港の方が近いと思っていた私は、しばらくそのバスに興味を示さなかったのだが、旦那から金浦空港の方が圧倒的に近いということを聞いて、今後は金浦空港-羽田空港ユーザーになろうと決心したのであった。(現在の所に住んでいる限り)


久々の我が家に帰ってきた。玄関を開け、居間に入ると目に飛び込んできたのは旦那がデコレートした風船であったラブラブ


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<Velkommen hjem C & M>


上のディズニーのキャラクターと共に掛かっている風船には「Velkommen hjem C & M」と書かれているのだが、意味は「お帰りなさい (私の名前)&(赤ちゃんのあだ名)」である。


ヨーロピアンの旦那はこうやって、さりげない演出で人を感動させるのがとても上手い。現実的な私と正反対にロマンチックである。そう、別にお金を掛けなくたって、ちょっとした工夫で人を喜ばせる方法はあるのだなと旦那から学ばされる。

荷物を置いてから、近所のデパートにケーキを買いに行った。本当は朝買っておこうとしたのだが寝坊して間に合わなかったとのこと。私の好みを考慮して、旦那がケーキを選んでくれた。ついでに夕食のお買い物もして帰った。


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<ベリーケーキ>


自宅に戻ってから、二人でささやかなパーティーを開いた。これまた旦那が準備していた花火型ロウソクをケーキに立ててみたりもしたが、折角のケーキが台無しになる危険性を感じ、すぐさま外してしまった。ケーキは見た目の如く、甘み控えめで美味しかった。


こうして幸せな一日が過ぎるようにも思われたが、この日の夜旦那に悲劇が襲い掛かるのであったドンッ