中西輝政先生講演PartⅡ | プラスチックレンズに夢を託して…

中西輝政先生講演PartⅡ

先週の滋賀ビジネスパートナー での

中西輝政先生の講演内容PartⅡ。


一国の総理たる者、病気やスキャンダルで

辞することは無い。

また、内政オンリーで辞めることも無い、

辞めるときは、必ず外交問題が絡んでいる、

とのことである。


細川護煕が辞めた時、
当時は佐川スキャンダルで辞めた、
ということになっているが、
当時も北朝鮮がミサイルを打った有事の時。
アメリカは北朝鮮を攻撃するところまで行っていたらしい。
が、細川内閣は、社会党やら何やらの寄せ集め集団。
有事の際の対応が出来ない。
よって、細川は
「北朝鮮が暴発すれば、今の体制では何もできない。
ここは私が身を捨てることで、社会党を斬らなければダメ」
と言って辞めたらしい。

海部の時、湾岸戦争の際、
アメリカのブッシュ(父親)から後方支援を求められ、
自衛隊を必要悪と考えている海部はそれを断った。
しかし、当時は自自公連立で、
その当時の自由党党首の小沢一郎が
海部に「集団的自衛権を行使せよ!」
と迫ったらしい。
テロ特措法に反対している今と大違いです。

本当に色々と興味深い講演でした。


或るブログに出ていましたが、

「テロ特措法」の正式名称は、

【アメリカ合衆国に於いて発生した

テロリストによる攻撃等に対応して行われる

国際連合憲章の目的のための

諸外国の活動に対して

我が国が実施する措置及び

関連する国際連合決議等に基づく

人道的措置に関する特別措置法」

とのことです。


国連決議に無いから反対、とのことであるが、

「国際連合決議等基づく人道的措置」

という文言がちゃんと入っていることを

テレビ番組で塩じいが、民主党の菅直人に

言及すると、菅直人はそのことを知らなかった様で

答えがしどろもどろだったらしい。


色々教えられることが多い。