安倍総理退陣理由 | プラスチックレンズに夢を託して…

安倍総理退陣理由

滋賀ビジネスパートナー にて、

中西輝政先生の講演を聞いた。


もともとの講演テーマは 「経済大国、日本の未来」であったが、

タイムリーな話題でスタートは政治問題から。

何故、安倍総理は突然辞めたか?


マスコミではクーデター説や病気説や多々あるが、

中西先生の話しは非常に論理的である。


APECでオーストラリアに訪問していた安倍総理は、

現地でブュッシュ大統領と会談。

ブッシュ大統領に、「テロ特措法」を延長するから、

アメリカは北朝鮮をテロ支援国家から解除するな、

と迫ったと言う。

拉致問題を自身の政治の根幹とする安倍総理である。

その後の記者会見でも「テロ特措法」を是が非でも通過させる、

さもなければ、職にしがみつくつもりは無い、と言い放っている。


そして、12日の午前にシーファー駐日米大使が、

その答えを持って首相官邸に訪れる。

答えは「NO」。


特措法を法案化し、アフガニスタンでテロと戦っても、

テロ支援国家である北朝鮮を

その支援国家から解除してしまえば

全く意味が無くなり、また世論も付いて来ない、


というのが真相らしい。


であれば、全てにつじつまが合う。


一国の総理たる者、病気やスキャンダルで

辞することは無い、ということである。

また、内政オンリーで辞めることも無い、

辞めるときは、必ず外交問題が絡んでいる、

とのことである。


ちなみに佐川スキャンダルで辞めたとされる

細川護煕氏にもそれなりの理由はあるとのことです。


素晴らしい講演でした。