あっという間に師走です![]()
毎日、字幕に追われ「お願い…ちょっとだけ休ませて…
」と限界まで来たこともありましたが、
日本では、すでに30話くらいまで放送が追いついているので
今さら止まれない、倒れられない。
日々、プレッシャーとの戦いです![]()
今月の末になれば、年末休みが待っている。
それまで、休むなんて贅沢を考えずに行きませう。
さて、そんな中でも「誤訳探し」は順調に進んでおりますよw
今回は、ある主人公の妻と その女友達の会話のシーン。
離婚した夫が、どうしても別居の妻のところに転がりこみたいんだけど、妻は限界。
そんな中、夫の海外転勤が急きょ決まり、最後の家族の晩餐を……という状況。
妻の友達「それで 今日は家族で夕食を?」
妻「いいえ」
妻「雰囲気が暗くなるから あえてやらずーー」
妻「子供を連れて 実家に行くことにしたわ」
妻の友達「そこまでしなくても…」
この赤い部分が誤訳になってるんですね。
ここ台本では、かなり曖昧な言い方をしております。
「いいえ。そうしたら暗くなって、荷物を持って入って…、ぐずぐずと…それでまた…
そうなるかもしれないから、子供たちを連れて実家に行くことにしたの」
(韓国の台本は“……”の部分がやけに多いです)
この「暗くなって」という部分を、翻訳さんは「雰囲気が暗くなる」と読み違えたんですね。
でも実際は「日が落ちる、夜になる」という意味で使ってます。
確かに、何が言いたいのか分からない曖昧なセリフだけど、
次につながる妻の友達の「そこまでしなくても」に、なんか合わない気がしますよね。
このセリフは、こんなふうに変わります↓
妻の友達「それで 今日は家族で夕食を?」
妻「いいえ」
妻「遅くなれば もう1泊すると言いそうだからーー」
妻「子供を連れて 実家に行くことにしたわ」
妻の友達「そこまでしなくても…」
「夕食を食べてたら、また遅い時間になってしまい、荷物を取りに来た旦那が
また家の前でぐずぐずしながら、泊まってもいいか?とか言ってきそうだから…」という意味です。
で、友達が「そこまで冷たくしなくてもいいじゃない」というふうに返してます。
「暗い」の取り方1つで、まったく違うセリフになってしまうところでした。
危ない、危ない![]()
で、またその続きのシーンでもう1個。
なかなか、家から出ていかない元旦那をどうにか追い出したいという話から…。
妻「帰りたがらないけど 仕方ないわ」
妻「子供たちは喜ぶけど 帰らせるしかない」
妻「私も不便だし」
妻の友達「なぜか旦那が哀れに思えてきた」
というシーン。
この文で行くと「子供たちは喜ぶけど」は、何に喜ぶと思いますか?
元旦那が帰ることに喜ぶように錯覚しませんかね。
でも実際は「パパがいると子供たちは喜んでるけど」なんです。
なのに「帰らせるしかない」と言ってるので、なんかあべこべな印象があります。
ちなみに「帰る」という単語が連続すると、幼稚な文になってしまうので、
別の表現を持ってくることも必要だと思います。
で、このセリフは、こう変わります↓
妻「帰りたがらないけど 仕方ないわ」
妻「子供たちには悪いけど これ以上は無理よ」
妻「私も不便だし」
妻の友達「なぜか旦那が哀れに思えてきた」
修正完了です。
…と言いつつ、私も見逃してる誤訳がまだありそうだけどね^^;;;
いつもひと通り見た後で疑問な部分を書きだしておいて、
オッパが帰ってきたら一緒に見て、こと細かに聞いております。
その後で、
「あの男友達は、人の色恋沙汰に口を出しすぎだよな~」とか
「いつから、あの女は性格が歪んだのかね~」なんて感想を言い合ってます。
では、また今日も一日1話、頑張ります。