8 | 私の欠片

七見の家について。

前に七見の家の家は胡散臭いと話したがその事を今日は語ろうと思う。

七見の祖母は宗教にハマっていた。

今思うと本当にこんな事信じるの?と思うほどの宗教だ。

オカルトチックな宗教。

神や悪魔や前世を信じその厄みたいなのを払う的な。
規律みたいなのもたくさんあった。

前世で縁があった某神様の為に他の某神様が祀られている神社には行ってはならないだの色々。

そしてちょっと素行がおかしな親族は教祖みたいな人がいる場所に連れていき悪魔払いみたいな事をするのだ。

父の弟がそんな祖母を煙たく思っていたら祖母が

『良昭(父の弟)の信仰心がないのは良昭の中に変なモノが憑いているからだ』

と言った。

私から見て良昭おじさんは普通だった。

それゆえに祖母の言う事に不信感があった。

それを除けば祖母はいい人だとその当時思っていた。