私たち社会人、学生さんで現在アルバイトしている方や主婦で過去に会社で働いた経験のある人なら、こんな言葉を聞いたことあると思います。

「会社の物を勝手に持ち帰らないこと」

逆に、務めていた会社の偉い人は経費で豪華な出張や、それでいて宿泊のホテルが豪華とか。
人をコキ使うくせに、無駄使いいっぱいやっている会社とか・・・・。


こういうのは良く聞きますね!!



バフェット言う。

「私は、どこかの会社が経費削減に乗り出したというニュースを耳にするたびに、この会社はコストというものをちゃんと理解していないと思ってしまいます。

経費の削減は、一気にやるものではないからです。

朝目覚めたときに、『さて、息でもするか』などと決意しないように、本当の意味で優れたマネジャーは『よし、今日は経費削減するぞ』などと考えないからです」




この記事では世の中には有限会社とか色々ありますが、株式会社の事を書きます。


「会社の物を持ちかえってはならない」勿論、正しいのですが本当の意味では正しくありません。
株式会社にとって「鉛筆」「消しゴム」に至る小さな物でも、すべて株主の物です。

つまり、株式会社にとって会社は誰のものか?経営者の物でも社員の物でも関係会社の物でも無いのです。



全て株主のものなのです。


無駄な飾り物、消しゴム、ボールペンも持ちかえってはいけません。

会社の偉い人は豪華な出張や経費に落とすものは、会社は経営者のものではありませんので、株主のお金を無駄使いしているのと同意義なんです。

ビジネスホテルで十分寝れるんです。

大企業だと無駄な研修を作ったり、無駄に大きな自社ビルを作ったり。株主の何の利益があるのでしょうか?

全て会社を意のままにしたければ、会社を買収すればいいのです。

議決権という会社を左右する権利を高く売りつけておいて、会社は経営者のものだと思って働いている経営者は上場企業の大企業にいかに多いのだろうか?驚きに値します。



これが資本主義なのです。


株券を高く人に売ったんだから会社の生殺与奪の権利を売ったのと同じです。


だからね。ケチでコスト意識が高い会社は理解している経営者なのです。

逆に経済が悪くなって「経費削減するぞ」と言っている経営者は解ってないのです。




バークシャー・ハサウェイは、サンフランシスコの大手銀行ウェルズ・ファーゴの株式を約7%保有している。
同社の最高経営責任者(CEO)のカール・ライチャートはある日、幹部の一人がオフィスにクリスマス・ツリーを飾りたがっていると聞いて、それほど欲しいのならポケット・マネーで買うようにと命じた。


チャーリーマンガー(バフェットの相棒)は、このニュースを好意的に受けとった。
「そのニュースを聞いて、我々は買い増したんだ」




株でお金を儲けるには、こういうニュースやケチな経営者の話に耳を傾けてください。

株でお金を失うニュース?次世代技術です。

誰も見たことのない技術の話されても、誰がこの技術を買うのか?確認してからだね。


それよりも、コストは直にお金に関わる話であり、コストの話が優先です。



ですから、投資家が会社選びをするなら宣伝費等、お金がかからない会社が利益率が高いです。

「映画の『白雪姫』を所有することは、油田を所有するようなものです。つまり売っても売ってもなくならないということです」


ウォーレン・バフェット

コカ・コーラなら同じコカ・コーラでもダイエット・コークやZEROなど宣伝費がかからないように、幅を広げていくのです。

J&Jの「バンドエイド」も色んな形があるみたいだよ。

油田ですから(笑)




あ!!そうそう、ミッキーも忘れないでね。



「ミッキー・マウスが素晴らしいのは、代理人を雇ってないことですね。ディズニーを買えば、ミッキー・マウスは即あなたのものです」

ウォーレン・バフェット





安い原価の会社。それでコスト意識も高い。

商品を値上げしても消費者が買わなければ手に入れられない価値を持っている。

これがエクセレント・カンパニー(卓越した企業)の正体です。



お金がドンドン入ってくるから企業買収も激しい。


そしてケチに運営(笑)



J&Jは46年連続増配♪P&Gは56年連続増配ですか・・。
世界には、まだそういう会社はあるでしょうね。


「偉大な会社とは、今後25年から30年、偉大であり続ける企業のことです。私はそう定義します」


ウォーレン・バフェット




エクセレント・カンパニーは未来もエクセレント・カンパニーの可能性は非常に高いです。

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