1950年から2003年にかけて、スタンダート・オイルの株価は120倍だった。IBMでは約300倍だ。だが1950年にスタンダート・オイル(エクソンモービル)株を買って、配当を再投資し続けた投資家は、2003年の保有株式数が当初の15倍になっている。IBMでは、わずかに3倍だ。

投資家にしても投資アドバイザーにしても、配当再投資がどれほど長期的なパフォーマンスを左右するか理解していない向きが多い。

短期的な値上がり率ばかり注目を集めて、肝心な長期的なリターンが見向きもされなくなっている。

これも、成長の罠にはまった兆候のひとつと言える。

長期投資するなら、辛抱強く構えて、配当を再投資して保有株を積み増すのが正解だ。


そうすれば、リターンもついてくる。

これは長期投資の鉄則だ。


配当再投資は、物を言う。大いに物を言う。


株式投資の未来  31ページ   著者 ジェレミー・シーゲル





配当再投資をすればリターンはついてきます。

株は上がろうと下がろうと、どっちでもいいのです。

問題は銘柄選びとスタンスです。



さあ!!年金をつくろ~~~♪(≡^∇^≡)