こんにちは。北ドイツ在住のエルカです。

 

今日の一枚。ドイツのグミ 『Katjes』

 

ドイツでは、グミと言えば、

『HARIBO』と思われがちですが、

『Katjes』って会社のもあるの。

 

私は、ほとんど食べないのですが、

私の夫が、すっぱいグミが好きなのね。

それが、これです。

 

『Sauer』が『すっぱい』って意味の単語。英語の『Sour』。

 

さて、

今日のお題は、私の日本で取得した

薬剤師の免許について。

 

なんで、この話をと思ったかと言いますと、Amebaの公式ハッシュタグに薬学部ってのがあったから。

 

現状、私の場合、

薬剤師免許 = タンスの肥やし

です。

 

涙・涙・涙

 

私は、アラ還、昭和の生まれで、

私が薬学部にいた頃は、

今と違って、4年制でした。

 

薬剤師国家試験も、4月に入ってからで、

卒業して、引っ越し済ませてからの薬剤師国家試験でした。

 

3月末からすでに会社での研修が始まっている友達もいて、4月1日の入社式が終わってからの、受験。それは、ハードでしたね。

 

今は、薬学部は、

4年制と6年制があるけど、

薬剤師国家試験を最短で受けるには、6年制に行かねばならず、薬剤師国家試験も丸2日。

 

私が受験したときは、1日半でした。

試験の問題数も今の半分以下。

 

それから、薬学部が4年制だったときは、病院や薬局での実習は、任意でした。

病院で実務実習したい人は、夏休みに行ってきてって感じ。

 

6年制になってからは、

4年生から5年生になるときに、

共用試験という試験があって、

それに合格しなければ、

進級できません。

 

約一年間は、病院と薬局の実務実習に行き、単位をとらねばなりません。

 

今と私が薬学部に通っていたときを比較すると、2年短い分、親の学費負担も軽かったし、薬剤師国家試験に到達する道のりも短かったし、その試験勉強のために覚えなければならなかったことも少なかった。

 

とはいえ、卒業研究と国家試験の勉強の両立は、しんどかったよ。

あれほど、毎日、机に向かった日々は人生の中でも稀だった。

 

それで、ゲットした薬剤師の免許。

これ、日本国内での国家資格だから、

日本国内なら、とこでも使える。

これを持っているだけで、時給も高い。

 

でも、今、私はドイツにいるのね。

 

使えね~

意味ね~

 

もちろん、私が、ちゃんとドイツ語を話せて、ドイツで追加の職業訓練を受ければ、ドイツの薬剤師免許と同等の資格になり、ドイツの薬局や病院で薬剤師として働けるのよ。

 

でも、私のドイツ語レベルは、B1の合格証明書を持っているだけ。

 

医療分野で働くには、それ以上のドイツ語レベルが必要なのね。

 

そうなのよ。

ドイツ語もっとがんばればいいのよ。

 

そうなのよ。

追加の職業訓練を受ければいいのよ。

 

でもね、アラ還だからね、

仮に薬剤師としてドイツで働けたとして、

そのとき、私はいくつ???

 

夫は、

「無理しないで、無理に薬剤師に執着しなくても。」

と言っている。

 

昨年、ドイツ語を習いに語学学校に通ったけど、クラスメート約25名の中で私が最高齢だったよ。

 

いくつになっても、始められる。

それは分かってる。

 

でも、足踏みするよ。

 

とまぁ、ふと、

 

なんで、薬剤師免許は

国際資格じゃないんぁ~

 

と思った次第。

 

若者よ、

今、あなたが持っている資格が

日本国内でしか通用しないなら、

 

もしかしたら、私のように、

50歳を超えてから、

海外移住するかもしれない。

 

私も20代の頃、そんなこと、

知る由もなかったから。

 

薬剤師に限らず、働き始めて、

仕事に慣れたら、

海外でも収入が得られるスキルを身に着けとこ~よ。

 

私の知るところ、今なら、プログラミングができれば、ドイツ語を話せなくても、仕事が見つけられるようだ。

 

実際、語学学校で一緒だった20代前半のパキスタン人のクラスメートは、語学学校を休むことが増えたなぁって思ったら、仕事見つけて忙しいって言っていたから。

 

というか、今は、ネット社会だから、日本からでも、仕事を受けれちゃうよね。

 

そんなスキルを若いうちから磨いておきましょう by 老婆心。

 

今回もお付き合いをどうもありがとうございました。