第1段で紹介した

 

養老孟司『バカの壁』を読み終えたよぉ。

 

 

やっぱり、面白かったぁ…

 

 

まあ…

ある意味では想定どおりだったね。

 

 

 

20年前に

 

読んだ時とは"光るところ"が違った。

 

 

簡単に言うと、物の考え方だけでなく、

 

社会的な立場の違いによるものもあるね…

 

 

それでもねぇ、カッコつけずに言うなら、

 

当時、その視点が光らなかったという

 

 

より単なる忘却もかなりあるね…笑

 

 

 

で…

 

今回、"光るところ"を通して、

 

 

何を"拾った"かいうと…

 

 

〜個々の尊重〜

 

 

かな…

 

 

昨今、

我々がいるビジネス社会だけでなく、

 

学校教育においても、「多様化」という

 

キーワードの中、個々の性質、特徴、能力

 

を活かすということを重要視しているね。

 

 

学校教育は、グローバルな活躍を期待し、

 

全員が単なる偏差値が高い大学を目指す

 

という一方向な考え方から、

 

各々の特徴を活かし、海外への活動視野

 

も含め、様々な道があることを導くわけだ…

 

 

 

そこで…

 

 

皆さんは…どう?

 

 

〜個々の尊重〜

 

 

何を考える?

 

 

「そうだ!自分はこれが得意だ!」

 

「自分はこうこう、こういう特徴がある!

 

 

これで活躍したい!」

 

 

そんなような事を思い浮かべるかな?

 

 

 

うん…そうだよね…

 

 

でもね… それって

 

 

〜個々の尊重〜

 

 

"される側"だけを考えていない?

 

 

要は自分が

 

 

"尊重される側"だけを考えてないですか?

 

 

全員が個々の特徴を"尊重される側"だけに

 

 

なったら、どうなると思う?

 

 

まあ、社会はバラバラになり、

 

全員が自分本位の空虚な社会

 

を作りだすだけだなぁ…と

 

 

極論するなら戦争だらけだわな…と

 

 

だから…

 

俺は今回、この本を通して、

 

 

〜個々の尊重〜

 

"する側"が大切だと思った…

 

俺自身は

 

何の取り柄もなく、空っぽでもいい。

 

 

他者を尊重する人間になろう…と

 

まあ、

 

今の俺自身の社会的立場もあるけど、

 

ますます多様化社会へ向かうにあたって、

 

本質的で大切な事じゃないか…と

 

 

自身は何の取り柄もないけど

 

他人の特徴、気持ち、意向を汲み取って、

 

 

それを褒めるだけの人間が

 

ここにひとりいたっていいんじゃない♪

 

まあ、本を読んでそんな事を思ったよ。

 

自分の中では"灯台下暗し"ということかな♪

 

おわり