いつもご覧いただきありがとうございます。
子どもの睡眠相談室CoucouLunaクークールナの川口リエです。
物音で起きちゃう!
ウトウトするのになかなかぐっすり寝てくれない。
低月齢の「何をやっても泣き止まない」
の対策として効果の高い「ホワイトノイズ」。
でも、実際にその効果を感じたり使い方がイマイチわからない、という方もたくさんいらっしゃるようですね。
今日は、ホワイトノイズの音の種類・音の大きさについて、効果的な使い方を徹底解説します
①高音域ホワイトノイズ 「聞こえ方:シャー」
音の高さが高いのが特徴の音、アラーム音やビープ音、などの機械音。これは、注意を向けさせる音です。なので、ギャン泣きを始め低月齢で泣きやまない時に適してます。
②ピンクノイズ「聞こえ方:ザー」
音の高さがホワイトノイズよりも少なく、雨の音やせせらぎのような自然音。
気持ちを沈め「退屈な音」なので、泣きが落ち着き寝落ちの時に使うと良いでしょう。
波の音、心臓の音などより雨の音などずっと鳴り続ける音の方が断然効果が高いです。
③ブラウンノイズ「聞こえ方:ゴー」
音の高さが低い音域の割合が多い、例えば大きな滝の音です。
胎内で外の音を聞くときは、羊水を通ってくるので高い音域の波長がカットされ低めの音になると言われています。
これもピンクノイズと同じで、落ち着き眠る時や寝ている間がいいでしょう。
※ブラウンノイズは、ホワイトノイズマシーンに入っていることが少ないので、ちょっと難しいかもしれません。。。
次に、音の大きさです。
まず、音の大きさを測るアプリをぜひ入れてくださいね。
そして、赤ちゃんの枕元での音量を測ってください。
※私は「dB meter」というアプリを使っています。
音の大きさも使う状況によって変えることで、効果が現れますよ。
①75デシベル以上
赤ちゃんのギャン泣きは80dB! 時には100dB以上!!
掃除機やドライヤーの音より大きいですよね。
なので、とにかくギャン泣きを泣きやませ、眠るモードに切り替えたいときは、このレベルまで大きくしないと「泣きやませる」という音の効果が出ません。
「泣きやませ」に使う音は音の高さが高いホワイトノイズです。
これを5〜10分を目安に流して、流し落ち着かせてください。
②65デシベル
ギャン泣きが落ち着いたら、65dBまでボリュームを下げます。
心地よいシャワーの音くらいです。
静かすぎてもダメですよ。引き寄せた注意が他にそれないように大きめです。
赤ちゃんが寝てもご両親が起きていて生活音がする時は不意の音で目覚めないよう、このくらいの音がオススメです。
この場合は、ピンクノイズ・ブラウンノイズが適しています。
③40~50デシベル前後
寝付いたら50デシベルほどに。
この音で朝までつけっぱなしにします。
ただし、寝ている時間以外はホワイトイズはOFF。
周囲のいろいろな音を聞かせて生活してくださいね。
長時間聞いても安全な音量と言われています。
静かな図書館くらいです。
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いかがですか?
効果も実感できないし、そんなに大切?って思ってる方多いですよね。
でも、睡眠の質や長さを改善する効果があります。
これは、うれしいことに大人の睡眠の質にも同じ効果がありますよ。
上手に使って、ママの負担を軽くしたり、赤ちゃんが少しでも眠る力を発揮するお手伝いしてあげてくださいね。
参考)
Dr.Harvey Karp “Common white noise mistakes to avoid”
呉 東進”医学的音楽療法の基礎と臨床 Basic and clinical applications of medical music therapy”
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