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子どもの睡眠相談室coucouLunaクークールナの川口リエです。
ネントレのトラブルシューティングについて、いくつがご紹介しましたが、
ネントレに成功の数か月後、
あらら?また2時間おきに起きてる⁉
なんてことが、添い寝だと度々起こるかもしれません。
どうしてそうなるか今日はちょっと学習心理学の視点を入れて解説しますね。
ネントレや寝かしつけを変えた経験がある子は
①「泣く」→「親のあやし(授乳や抱っこなど)」の関係を切り離し(反応の消去)
②「泣いてもあやしてもらえない」→「眠る」ということを覚えてもらいます。
でも、実は「泣く」→「授乳や抱っこ」の関係をすっかり忘れたわけではなく、「泣く」と「あやしてもらえる」の反応を「抑制するシステム」が作られただけなのです。
そして、この「抑制システム」は壊れやすく、
元の関連(泣く→あやし→睡眠)が
復活してしまうことがあるのです。(自発的回復)
特に、9か月以降の退行期には、分離不安が強くなるのと、夜中起きる回数が増え、抱っこや授乳をなくしていても、起きて泣いたりすると親があやしてあげる機会が増えますね。
そうなると、
一気に、「泣いてもあやしてもらえない」という「抑制システム」が働かなくなってしまうんです。
では、そうなったらどうするか。
もう一度「泣いてもあやしてもらえない」の抑制システムを強くします。
ネントレをもう一度やり直す感じになりますね。
ただし、やり方は、月齢によってネントレ方法も少し変えたり、2歳前後からは、泣かせる時間を作るというよりも、言い聞かせで眠る習慣を減らしていくことが有効になってきます。
わが子も、睡眠の知識があったのにもかかわらず、1歳の退行期には一気に2時間おきの授乳になっていましたし(恥)、2歳4か月の今は、親の存在が入眠の癖に(ネントレ中)。
その度に、手を変え品を変え、調整していますよ。
特に、現在進行中のネントレは、ネントレメソッドというよりも日々の言い聞かせと、本人が「頑張ろう」という気持ちを持たせ、できた場合は、それを定着させていくかが課題です…
本当にやっと睡眠が安定したと思っても、赤ちゃんのコンディションはいい意味でも悪い意味でも安定しませんね。
(成長の証なので喜ばしいことなんですよ)
活動時間が変化したり、
親への分離不安が急に強くなったり
暗闇を怖がったり
寝たくないと主張したり
体調不良、、、もありますね。
睡眠を不安定にする要素が次々出てくる中、対応を一貫するのは本当に大変ですが、お子さま(ご家族)の健康的な睡眠の習慣を作っていくためには、
お子さまの状況・発達をしっかり把握して、
適切な対応を選び、夜泣きを深刻化させないことが
睡眠が安定するまでの夜泣き改善の最終目標かな。
、、、と思っています★
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