赤ちゃんの成長は目まぐるしく、

「最近、お世話が楽になってきたな~」と思ったとたんに、

グズグズ時間が増えたり、急におっぱいやミルクの飲みが悪くなったり、

戸惑うことがたくさんあると思います。

 

最近は「メンタルリープ」を目安にしている方も多くいらっしゃいますよね。

 

睡眠の状態も全く同じ。

今までまとまっていたのに、細切れになったり、

いつも寝ていた時間に寝なくなったり、不安定になるときがあります。

これを「睡眠退行期」と呼んでいます。

みなさんからのご相談を伺っているととても興味深いことに、お悩みの状況、原因が退行期のパターンにあてはまるんです。


 

なので、クライアントさまから月齢を聞くとなんとなく、どんな状況か自然と頭に浮かぶようになりました。
 

 

●睡眠退行期の時期●
退行期は前後1か月の個人差があります。修正月齢で考えてくださいね。
①生後3〜4ヶ月
②生後6ヶ月
③生後8〜9ヶ月
④1歳
⑤1歳半
⑥2歳



もちろん毎回退行する子もいれば、このうちのどこかの退行だけの子もいます。
(これまでは生後6ヶ月はリストに入れてなかったんですが、コンサルをしていて、どうもこの時期に小さな退行があるようなので入れました。)

なぜ、時期が絞られるかというと、脳や身体の成長発達が睡眠と密接に影響しているからなんです。

なので、夜泣きの原因やお悩みの状況もある程度その発達段階に照らし合わせて考えることができますよ。

それぞれの時期で、原因と退行の症状、対応方法に特徴がありますが、これから書いていきます★

この「退行期」に入ると、急に寝なくなって、ご家族も睡眠不足になってしまいます。


そして、「なんとか寝られる方法を!!」
 

と、色々試したくなってしまいますが、

誤った対応をすると退行期を長引かせたり、入眠の癖になり

それ以降2歳過ぎまで、夜中数時間おきの覚醒に突入ということが多いので、

ご注意くださいね。

 

 ■退行期を乗り切るポイントント
①とにかく『睡眠のベース』を見直しましょう。過去記事をご覧ください。
月齢にあったお昼寝時間とタイミンを意識して寝る習慣をしっかりとつけましょう。
②夜間授乳は増やさず!安易な夜間断乳しない。必要回数をキープ。
③ルーティーンを徹底
④寝てくれる方法を探すのではなく、寝て欲しい方法で寝かせる。

 

特に6か月以降の退行期では
「④寝てくれる方法を探すのではなく、寝て欲しい方法で寝かせる。」

がとても大切です。

 

寝室の安全が確保され、お腹がすいていなければ(授乳後なのに寝ないなど)、多少放っておいても大丈夫。

 

一生懸命何時間もあやさず、半分諦めて様子を見守って(半分寝ていて)くださいね。

ちなみに、退行期でもっとも手強いのが1歳という印象です…

うまく対処しておかないとその後の改善が自我が強くなり大変になります。


なかなかまとまって寝ないお子さんは、1歳までに改善しておくとその後が本当に楽になると思いますよ★
*
もちろん、睡眠改善に遅すぎることはありません。

夜ぐっすり寝た爽快感や疲労回復は育児中にこそ大切ですよね!
 

 

★ご提供中のメニュ
●スケジュール診断:

お昼寝・離乳食のタイミングにお悩みの方へ。夜泣きを減らす第一歩。お子さんの成長発達に必要な睡眠時間を確保しましょう。 寝かしつけワンポイントアドバイスも行います。

●クイック電話相談(60分/25分)
睡眠への疑問やお悩みをその場でアドバイスします

●睡眠改善サポートプラン
睡眠のベースの整え方からネントレ導入の方法をご提案&サポート。改善までしっかりサポートしますので、その後も継続的に、ご家庭で健康的な睡眠習慣を維持できるようになりますよ。

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