PICで電飾 音声回路製作 その1 PIC16F1827とブレッドボードの準備
MP3プレーヤーをPICでコントロールする
ただでさえ読んでいる人のいないブログの、更に不人気企画のPICなのですが、ヤマトに組み込んだものの備忘録と製作記を兼ねて書いておくことにします。
ボタンを押すと音が鳴り、それに連動してLEDが光るこの回路は、
ブレッドボード上では下のようになっています。
このうち、緑の枠で囲ったのは市販のMP3プレーヤーで、これを黄色の枠のPICと、青の枠のICで制御して音を出しています。
ここからしばらく、このMP3プレーヤーをPICからどうやってコントロールするかを書いてゆきます。その後でLEDの制御について説明するつもりです。
ブレッドボード上での回路組立
いきなりブレッドボード上での完成品をお見せしてましたが、順に組み立てながら説明をしていきます。
使ったPICは16F1827というものです。
以前のPIC解説記事では12F683を使いましたが、足の数が足らなくなるのでこちらにしました。
これをブレッドボードにセットします。ブレッドボードはまず上下の列のプラス同士、マイナス同士を電線で繋げておきます。
PICは半円状に凹んでいる目印を右手にしてブレッドボードの16から24の列に差し込みます。
PIC16F1827の足番号
PIC16F1827は上下に9本ずつ足があります。電源につなぐ真ん中の足(VDD,VSS)で左右に別れ、右手の8本にはRA0-RA7,左手の8本にはRB0-RB8という番号がついています。
(RA,RBは見間違いやすいので以降も回路の説明の時にはRAは赤、RBは青で書くことにします。)
RBは端から0,1,2なのでまだ分かるのですがなぜRAはこんな中途半端なところから番号が始まるんでしょうね?とても覚えてられないので、また紙テープを貼って足の番号を書いておくことにします。
これに電源をつけましょう。VDDを赤の線でプラス、VSSを黒の線でマイナスにつなぎます。
これでPICが回路上に乗りました。次は書き込み回路です。