PICで電飾はじめの一歩 その2 開発環境のインストール
環境を作る
PICはパソコン上でプログラムを作り、それを書き込むことで任意の動作を実現します。そのプログラムをつくる環境はPICのメーカーであるマイクロチップ社から提供されています。今日はそれをインストールしましょう。
(なおこれは2016年3月時点での情報です。結構どんどんホームページの構成もソフトのバージョンも変わるので、何年か経つと役立たずの情報になっている可能性が高いです)
インストールしなくてはならないソフトは2つあります。
1) MPLAB X IDE
2) XC8 コンパイラ
です。MPLAB Xはプログラムの編集やファイルの管理などを行う統合開発環境です。我々ユーザーはこのソフトの上でプログラムを組んで、コンパイラにプログラムをPICに理解できる機械語に変換してもらいます。
MPLAB Xのダウンロードとインストール
まずはMPLABからインストールしましょう。マイクロチップ社のホームページに行き、http://www.microchip.co.jp/「製品情報」のタブをクリックしてプルダウンメニューの中からMPLAB X IDEを選びます。
英語のページに飛びます。少しスクロールダウンして「Downloads」のタブを押し、そこにあるMPLAB X IDE v.X.XXのアイコンをクリックしてインストーラをダウンロードします。
ダウンロードしたフォルダーからインストーラをダブルクリックして起動します。
インストーラが起動します。ライセンスのところで“I accept…”をチェック入れたらあとはどんどんNextを押していけば結構です。
XC8 コンパイラのダウンロードとインストール
次にコンパイラを入れます。http://www.microchip.com/mplab/compilersに行きますが、MPLABインストールの最後のウィンドウで、一番上のチェックを入れたままにしておくと、自動的にそのページへ行ってくれます。
ここでも少しスクロールダウンして「Downloads」タブをクリックしてください。
MPLAB XC8 Compiler vX.XX をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。
これもどんどんNextを押していっていただければ結構です。
ここも無視してNext。
完了です。おつかれさまでした。さあ、今度はPICの方の準備を整えましょう。次回は試運転用のPIC回路をブレッドボード上で構築します。