ゲーム・動画をすぐ止められる。
「ご飯だよー!」と呼んだ時、
すぐにゲームや動画を止めてきてくれたら
嬉しいですか?
お子さんとそんな関係を作りたいと
思った方にだけ私がいつもやっている方法を
お伝えします♪
とはいえ、明日からすぐ変わるような
特効薬(テクニック)があったとしても
それはスグに切れてしまい、持続しません。
私は脳のネットワークから
変えていくことで、持続し、
しかもそこから自分で考えられる子に
育てたいと考えています。
特効薬(テクニック)よりもじわじわ効く生活改善
本やセミナーで
たくさんのテクニックを学んでも
なかなか改善されない
お子さんの生活習慣。
それは、今見えている問題に
1つ1つに対応しているからです。
まとめてどーん!と解決するための
土台作りが大事だと私は考えます。
その土台は
ママだから作れるんです!
毎日接するママだから、
ママの声掛けで、じわじわと
脳のネットワークを作り出し
好ましい行動をしっかり育てる
ことができるのです。
生活の土台作りは低学年くらいがベスト♪
脳はずっと発達していきます。
ですから、大きくなってからでも
行動を変えることができます。
ただ、声掛けの内容もその意味付けも
低学年くらいまでなら
難しく言わなくていいので
楽ちん♪というだけです。
小さいうちは、パパママの言うことを
素直に聞いてくれますよね。
しかし、成長して色んな情報を知ってしまうと
「なんで?」という疑問に
答えてあげなくては納得してくれません。
さらに、昼夜逆転してしまうほどの
生活リズムの乱れがあると
お話をすることすら難しい、、、
なので、早いうちに手を打った方がお得です。
①ゴールを一緒に決める
まずはお子さんの1日のゲーム時間が
どれくらいかによりますが、
お子さんと一緒にゴールを設定します。
ゴール設定の時に
「目を使いすぎると頭が痛くなる。
頭がぼーっとする。そのあと動きたくなくなる」
「脳がたくさん発達する子どものうちに
ゲーム時間が長くやりすぎると、
脳の発達が遅くなってしまう」
など、ゲーム・動画をやりすぎることへの
問題点を伝えてあげます。
低学年を過ぎてしまった場合…
息子(小4)の場合は、
学校で注意喚起の動画を観ました。
そこで、1日1時間までにしよう。
30分やったら20分は目を休めよう。
というお話を聞いたのが効果的でした。
このように、親の話だけでは
信じてくれなさそうであれば
YouTubeなどで、注意喚起のニュース動画を
探して一緒に見るのも良いと思います。
我が家は息子と話をして、ゲームと動画の時間は
1日1時間としました。
②タイマー×肯定の声掛けだけで変えられる
具体的にしたことは
❶30分タイマーを子どもがかける
❷10分まえから5分ごとに声をかけ、
タイマーが鳴ったら「タイマーなったよ~」の声掛け。
❸ゲーム・動画を止められたらママが「止められたね!」と褒める
の3つだけです。
逆に、これ以外はしません!
どうでしょう?
今までの対応を振りかえってみてください。
イライラにまかせて、
要らないことを言っていませんか?
例えば、
タイマーが鳴ってもゲームを
止められないお子さんに
「もうタイマーなってるよ!」
「30分すぎちゃったじゃない!」
「いつ止めるの?」
「早くやめなさい!」
ゲームを止めても
「時間通りにできなかったわね」
「もうゲームなしにするわよ!」
「いい加減にしなしなさい!」
など、言ってしまってませんか?
以前の私はそうでした!
これでは、
「ゲームを止めたのに怒られた」
ネガティブな記憶となって
「結局、ぼくはできない人間なんだ」と
思わせてしまっていたのです。
どうせ子どもはタイマーが鳴ってもすぐには止めない。
ママがイライラするポイントは
「言うとおりに動かない」=期待を裏切られた
「約束を守らない」=約束を守れないなんて心配
というポイントではありませんか?
言うとおりに動かない
お子さんですし思い通りに動かなくて当たり前。
イライラの裏にはママの「期待」が隠れています。
勝手に期待をして、それに対してイライラしてることに気付けば、
「まぁ、まだいいか。」とママが思うだけでイライラは確実に減ります。
約束を守らせたい
と思うなら、なおさら「できた!」記憶でいっぱいにしてあげたいです!
「できた!」がたくさん貯まると自信となって
じぶんはできる子だと思えるようになり
約束も守れる子になります。
始めから何でもできると思わずに
じわじわできることを増やして、心の土台作りをしてあげましょう♪