その問題は特性のせい?対応のせい?
目次
①そもそも注意するって?
② 特性を注意しても治りません
③ できてる時や部分はどこ?
④ 観察が大事!!!
発達特性があると
必ず学校で問題を起こします。
なぜなら、パッとみて発達特性があるなんて
分からないので普通に注意しちゃうから。
では、注意されることをする子が悪いのか?
特性のある子への対応が分からない方が悪いのか?
今日は教員の立場でお話ししますね!
だけど、ママの家での対応にも置き換え可能!
そもそも注意するって?
注意するのは何のためにするかというと
その行動をやめて欲しいからですよね。
その困った行動が減らないなら
注意する意味はどこにあるのでしょう。
注意しても変わらない子には
別な方法を試すことを強くお勧めします。
例えば、うちの子がよく注意されていたのは
・忘れ物をする
・一斉指示をしても動かない
・手もあげず急に発言する
などなど、数えきれませんが
クラスの秩序を乱す行為を連発します。
それに対して、一つひとつ丁寧に
注意してもらっても
減らないどころか困りごとは増えていく…
なぜ増えると思いますか?
先生から注意される=ぼくに注目してくれている
と深層心理で感じてしまうからです。
偉そうに屁理屈を言える年頃になっても
人に注目されるのは
たとえそれが、注意されていることだとしても
「承認欲求」を満たしてくれるご褒美になっています。
特性を注意しても治りません
では、「特性」とは?
特性があるということを逃げ道にしている、と
聞くこともありますが、
皆さんは、バレーボールやバスケなど
学校の体育で受ける授業が辛かったこと
ありませんか?
逆に、音楽や美術など
体を使わない授業が辛かったことは?
人はそれぞれ得意な分野、不得意な分野がありますよね。
私はスポーツが苦手だったので
それを例に出しますと…
バスケでボールを上手く
コントロールできないことに対して
めっちゃ注意されたとします。
注意されて、上手になりますか??
むしろ、色んなアドバイスをいただいて
次は上手くやらなきゃ!と
プレッシャーがかかり、ボールはどこかへ跳んでいく〜
自主練すれば上手になる!と信じている方は
どれくらいいらっしゃいますか?
お、考えてみると
コントロールが難しいことを
注意しても治るものではない、と理解していただけると思います。
できてる時や部分はどこ?
そこで、特別支援の考え方として
できてる時ってどんな時?
できることって今どのレベル?
を徹底して観察します。
そして、計画を立てて
できる事だけにフォーカスして
「いいよ!ちゃんと次の授業の用意できてるじゃん!」とか「椅子に座って待ってるなんて、さすがだね!」と認めたら褒めたりします。
できたないことは注意せずスルーします。
これを続けると、本人もできること、
できたことに集中するので良い行いが増えて、
スルーされたことは減っていきます。
観察が大事!!!
注意することで、やめて欲しい行動が
減るかと思ってたけど
違うんだ!と思っていただけたなら幸いです。
ただ、
褒めるや認める事柄を間違えると
信頼関係が揺らぎます💦
なぜなら、子どもは大人の表情や声色まで
よくみています。
大人が適当に言っていたら
すぐ分かっちゃうんです。
そこで、観察して今のお子さんにぴったりな
声かけをすることが大事になってきます!
「あっ、口だけじゃなくて、ちゃんと見てくれてる💕」と思ってくれたら、ちゃんと話を聞いてくれる子になります!
特性による問題は無くなりませんが減ります
特性はその子の特性なので
脳の発達で治るものではありませんが
こちらの対応を変えることで
確実に減ります!
うちの長男は、現在のところ
机の下に潜ることも
教室を飛び出すこともありません。
が、授業の内容によっては
みんなで話し合いをする時などは
誰が何を言っているのか全部聞こえてしまうため
辛くなってしまったり
自分の考えをまとめてアウトプットするのに
時間がかかりすぎて黙ってる
なんてことは、変わりません。
だけど、
「何でいっつも黙ってるんだ!自分の意見を言いなさい!」みたいなことを言う人はいないので、そのうち、アウトプットのスピードが追いつくようになったら教室でも喋ると思います😊