M☆A☆S☆H「ぷちLemon.」「タンジブル[tangible]なものを、穴へ放れ。」販売! | ★☆★ かえるちゃんもうさぎちゃんも笑ってくれるの ★☆★

M☆A☆S☆H「ぷちLemon.」「タンジブル[tangible]なものを、穴へ放れ。」販売!

くまちゃん『めりーくりしゅましゅ(・ω・)/』

マサユキ「ロマンチックなクリスマスの時期になったね^^ 特に日本は、クリスマス前に天皇誕生日があって三連休になるし、アベノミクス効果で懐(ふところ)があったかくなった人達が、楽しいクリスマスを過ごすだろうね^^ そんな最中に! M☆A☆S☆Hさんの電子書籍小説の新作をクリスマスプレゼントしちゃいます! 題して、“ぷちLemon.純文学トリビュート梶井基次郎”です!

AmazonのKindleストアは、こちらを↓
http://www.amazon.co.jp/dp/B00HFC1KAA/
Kindleを持ってない方は、電子書籍サイト“パブー”で↓
http://p.booklog.jp/book/79095

実は“ぷちLemon.純文学トリビュート梶井基次郎”は、以前にアメブロで紹介してます(原案の短編小説を紹介してます。詳しくは→こちらを) この小説は、とある小説新人賞に投稿する目的で、2009年頃に書き始めました。その時のリアルタイムな気持ちを2009年頃のアメブロに綴っていたのです。そういう意味では、僕にとって思い出深い小説です。それを今の時代向けに書き直して、オリジナルの鉛筆画イラストを添えて電子書籍化してみました。表紙はこんな感じです↓」
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(イメージ画像→引用元
くまちゃん『ちょっと、きもちわるいね(´・ω・`)』
マサユキ「…あら^^; さわやかな青年のつもりで描いたんだけどね^^; “スガシカオ”をイメージして描いたら、こうなっちゃいました^^; そんな“おじさん感覚”になってしまった今のM☆A☆S☆Hが、“永遠の青春”を思い出しながら書いている(描いている)姿が、この小説にあります。別の言葉で言えば、“おじさんと若さの齟齬(そご)→ギャップ”があるかもしれません。このギャップ→ズレ感覚を、“痛い”“恥ずかしい”という言葉で揶揄(やゆ)してもいいし、“藤子F不二雄的な永遠の少年性”“1/fゆらぎ的なずらし加減”“ダブステップ的なノイズが混じった濃厚な味わい”という意外性を楽しんでもいいかもしれません」
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(イメージ画像→引用元
マサユキ「ちなみに僕は、数年ぶりに“ぷちLemon.純文学トリビュート梶井基次郎”を読み返したら…泣いちゃったんですよね^^; …おそらく、東日本大震災を経て、自分自身の生活環境が激変してしまって今までずっと歯を食いしばってがんばってきたから、この小説に書いてある、
“僕たちは、忘れないからね。みんな、同じで、やさしい心を持っている、ということを。”
の言葉の綺麗さに、今の僕自身の疲れた心が響いちゃったんでしょうね。…恥ずかしいけど、これって感動なのよね^^」
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(イメージ画像→引用元
マサユキ「一方では、今年の夏にリリースした“[Thick Quang Duc] 師は絶え間無く燃え滾る”のような、難解でシニカルな(苦みばしった)視点を追求したい“老いたM☆A☆S☆H”がいます。もう一方では、今作の“ぷちLemon.純文学トリビュート梶井基次郎”にある(次回リリース予定の“TEDDYBEAR COUNSELOR”にもある)“テディベアに象徴された永遠のイノセント性(無垢さ)”を、今は“おじさん”になっても、心の片隅にちいさくなって、ひからびてしまった“イノセント”を探しながら描いていきたいM☆A☆S☆Hがいます。今の僕は、“どちらのM☆A☆S☆Hになるべきか?”と迷っているところです」
くまちゃん『くまちゃんのことは、忘れないでね(´・ω・`)』
マサユキ「うん^^ 昔、くまちゃんを作ってくれた前カノと一緒に買い物に行ったら、“あなたにはオレンジ色の服が似合うと思うの”と言われたことがありました。…実は、その時はちょっとだけイラッときた^^; 彼女と付き合う前は、ハードコアパンクやスラッシュメタルを好む凶暴な青年で^^;、黒のレザー系の服しか着なかったからね^^; それでも、幼い頃に縫いぐるみで遊ぶのが好きだった記憶も残ってた。縫いぐるみか?、怪獣のおもちゃか?、ヘビメタパンクか? …おじさんになった今、円熟の老境期と、永遠の少年期の二面性を並べて見つめる“父親視点”のM☆A☆S☆Hもいるのです」

マサユキ「さて、電子書籍の告知は続きます。アメブロ告知は遅れてしまったのですが、今年の夏に電子書籍第三弾、“タンジブル[tangible]なものを、穴へ放れ。”をリリースしました。
AmazonのKindleストアは、こちらを↓
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ELAFW0S/
パブーは↓
http://p.booklog.jp/book/75414
…で。表紙はこんな感じです↓」
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(イメージ画像→引用元
くまちゃん『こわいよー(TωT)』
マサユキ「ごめんね^^; “花村萬月のゲルマニウムの夜”的なイメージで、“フランシス・ベーコン”の絵をサンプリングしました。自分のオリジナルイラストとは違う審美眼が活かされましたね^^ この電子書籍は小説ではなく、ブログ撰集です。つまり、アメブロで今まで書いた記事を選んで電子書籍化してます。…別な言い方をすれば、いつアメブロを退会してもいいように、記事(自分の文章)を電子書籍データベースに保存してるのです」
くまちゃん『やっぱり、やめちゃうの?(´・ω・`)』
マサユキ「そだね。この前も話したように、少しづつ更新は減っていくと思う。でも、過去のブログ記事を見直すと、熱心にアメブロしてた2010年から2011年の頃は感慨深い。自分自身の“発想力の原点”を感じるのです」
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(イメージ画像→引用元1 引用元2
マサユキ「例えば“1Q84”の書評を書いた時は、挿入されている“J.G.フレーザーの金枝篇”を切り取り、そこから僕の好きな文化人類学者の“ジョゼフ・キャンベル”やSF作家の“J.G.バラード”に移行する“自由な連想”を行ってます。この“連想力”が“[Thick Quang Duc] 師は絶え間無く燃え滾る”に繋がっていきます」
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(イメージ画像→引用元1 引用元2
マサユキ「また“ライ麦畑でつかまえて”の翻訳比較を行った時は、“時代の変化と文体の変化との関連性”を楽しもうと試みました。この“文学で遊ぶ感覚”も忘れたくない。フレンドさんから頂いたコメントも大切にしたい」
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(イメージ画像→引用元
マサユキ「これらは僕にとっては“知的な遊び”であり、“サブカルチャー評論”とも言えなくもないです。…ただ“タンジブル[tangible]なものを、穴へ放れ。”のあとがきにも書きましたが、今の僕は“評論家”“研究者”の道に本格的に参入するか、迷ってます…。“[Thick Quang Duc] 師は絶え間無く燃え滾る”は“自由な連想→連句的発想法”をベースにして書き上げました。“連句的発想法”の言葉は、僕のでっちあげです!^^ 五七五の韻律の句と、七七の韻律の句を“付ける感覚”が連句にとって大切ですが、句を付ける(言葉を繋げる)ルールは、辻褄を合わせることではありません。別の言葉だと“魔術的な判断”“ブラックボックスを介した変換”“超越的存在からの電波を察知する”が、ふさわしいかもしれない。…この言葉で訳がわからなくなると、“連句的発想法”の感覚は伝えることができません。

例えば、“東日本大震災に於ける被災者から、自分自身を非モテと蔑称して自信喪失している若者までを、差別なく受け入れて考察していきたい”という文章を僕は書きました。これに対して、“被災者と非モテが結びつく理由がわからない”という意見を頂いたことがあります。…しかし僕は、これ以上の説明はできません。前述通りの“被災者”と“非モテ”という“一見して繋がらない言葉”を意図的に並べて、共通要素(心に傷を負っているということ)を見出す意味が、前述文章に籠められているのです。この“一見して繋がらない言葉は、何故、繋がっているのだろう?”と考察することが“連句的発想法”に結びつきます。…もし、本来なら繋がらないはずなのに繋がっている理由を“理路整然とした説明”として求めるのが“評論や学術研究”と定められているのなら、“連句的発想法は従来の学術研究には向かない”と導かれます。だからこそ連句的発想法は、小説や詩などの純粋な文芸創作や芸術活動に活かせるのではないか、と思っています」

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(イメージ画像→引用元
マサユキ「あれから、色々ありました。“日本文学協会”という文学系の学会のシンポジウムに参加する機会があり、講演者のお一人の“千田洋幸”さんのお話に個人的な親和感を抱きました。千田さんの御著“ポップカルチャーの思想圏 文学との接続可能性あるいは不可能性”の内容も興味深く、以前に感銘を受けた“土居豊”さんの御著“ハルキとハルヒ 村上春樹と涼宮ハルヒを解読する”を発展させた趣を感じています。文学に留まらずサブカルチャー(ポップカルチャー)全般に守備範囲を拡大して、“癒し”の情感を“分有”というタームに変換する千田さんのお考えに、個人的に併走したいと思っています」
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(イメージ画像→引用元
マサユキ「また“モーリー・ロバートソン”さんという方の“知的サバイバル”セミナーにも参加しました。…怪しい名称のセミナーですが^^;、熱かったです! モーリーさんは日本人とアメリカ人のハーフで、90年代にはJ-WAVEのDJを務めてました。現在はジャーナリストの肩書きと併せて、クラブカルチャーに於いて最高のダブステップを奏でるDJでもあります。前述の評論家や研究者とは異なる視点(ユニークな視点)を持ってるのがモーリーさんの強みであり、日本国内に閉じ込められたガラパゴス的な考えに囚われない、日本と海外との対比を常に考えている視点は称賛に値します。彼の言葉に触れると、凝り固まった己の考えがリセット(リブート)されますよ^^

“知的サバイバル”セミナーは池袋の狭いライブハウスで、ぎゅうぎゅう詰めの満員状態で行われました。夜8時から深夜11時までの三時間を、モーリーさんが喋りっ放し! 時にはYouTubeをプロジェクターに映しながら、視覚と言語のダブル攻撃で、物凄いパワーで煽っていきました! “ジェンダー”“プロパガンダ”“マインドコントロール”という題材も特殊で刺激的で、前述の日本文学協会とは全く違う手触りがそこにありました。ユニークな“知的兄貴”に出会えた気分です^^ …これからも、色々な知的刺激をインプットしながら、“今の時代のM☆A☆S☆H”を演じていきたいと思います。M☆A☆S☆Hの武器は“小説”なのか?、“テキストを素材にした知的アドベンチャー”なのか?、“超越と内在が混じった原始スープ”なのか? 色々と考えて、色々やっていきます^^」

くまちゃん『みんな、2013ねんは、いい年だったかな?(・ω・) マサユキはいい年だったみたいだね(^ω^) 笑う角には福きたる、だよ。みんな、来年もいい年にしようね(・ω・)/』

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