プレバト俳句Best50 秀逸句 2017.4.6【満開の桜】東国原英夫名人 | 俳句 はいく haiku

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プレバトの夏井先生の見事な添削にほれ込み
毎週たのしみにしている。プレバト!

2017年頃から見始めてだいぶたつけれど、
それより前のプレバトが気になって仕方ない。
なので、色々見つけてみた!ので、ここでご紹介します。
俳句をプレバトで勉強中~。

2017.4.6 【満開の桜】

秀逸句9/15 

名人十段 東国原英夫さん

野良犬の吠える沼尻花筏

 

 

2017.4.6 2017俳桜戦

第一回タイトル戦

お題【満開の桜】で一句

 

8位 特待生3級 NON STYLE 石田明さん

次々と酒豪を倒す桜かな

→次々と酒豪ら倒す桜かな (ナンセンス漫画風)

→酒豪らを酔わせ捩じ伏せたる桜

 

7位 特待生3級 ミッツ・マングローブさん

薄づきのひとひら数う花衣

→薄づきの花びら花びら花衣

 

6位 名人二段 FUJIWARA 藤本敏史さん

卒業のマントに風をなびかせて

→卒業の風をなびかせ行くマント

 

5位 特待生2級 フルーツポンチ 村上健志さん

エルボーの子迎え撃つ花吹雪

→花吹雪くるエルボーで迎え撃つ

 

4位 特待生5級 中田喜子さん

初桜響けるひづめ皇居へと

→皇居へと響けるひづめ初桜

 

3位 特待生3級 Kis-My-Ft2 千賀健永さん

桜花風の名残の空の波

→花満ちて風の名残の空の波

→桜花びら風の名残の空の波

→桜さくら風の名残の空の海

 

2位 名人初段 Kis-My-Ft2 横尾渉さん

夜に入りて雨となりにし花万朶

→夜に入りて雨となりたる花万朶

 

秀逸句

優勝 名人初段 東国原英夫さん

野良犬の吠える沼尻花筏

 

 

一口メモ

2017年、2018年の春のタイトル戦は【俳桜戦】という名前でしたが、

2019年以降は春のタイトル戦は【春光戦】と名前を変えています。

 

 

~感想~

東国原英夫名人の句

野良犬の吠える沼尻花筏

は、サスペンスを感じる句ですよね。

俳句でサスペンスをにおわせることができるというのが、すごい!

【花筏】は綺麗なイメージでしたが、この句を知って以降、ちょっと怖いイメージの方が強くなった気がします。

【桜】という花は、美しいというイメージだけでなく、怖いというイメージもどこか持ち合わせている花のような気がします。

 

 

~感想~

ミッツ・マングローブさんの句を夏井先生が添削した句

薄づきの花びら花びら花衣

これを口に出して何度か言ってみると、なんだか楽しいです。

とっても気に入っている句です。

 

 

Kis-My-Ft2 千賀健永名人の句

桜花風の名残の空の波

この、【風の名残の空の波】というのが、桜の花びらが舞っている映像が見えてくる感じで素敵だなぁ~と思いました。

これを夏井先生が添削した句はさらにきれいな感じが増してます。

千賀名人は、自分のイメージに一番合うのは、

『桜さくら風の名残の空の海』

を選んでいました。

私は、句を聴いたときに、

『桜花びら風の名残の空の波』

が脳内にイメージされたイメージに一番似ているなぁ~と思いました。

満開の桜が一斉に桜吹雪になるあの感じ!大好きなんですよね。

だからこの句大好きです。