現役の先生で学級通信のネタに

困っている方はいませんか?

 私は毎日学級通信を書いていたのでネタ探しに必死でした。先輩からネタをもらったり、他クラスでの授業の際にこっそり盗み見たり、インターネットでいいなというネタを拝借して書いてました。自分にはもう必要ないので、もし自分のブログを見てくださっている現役の先生方の支えになればと思って過去に発行した学級通信や部活動通信をブログに載せていこうかなと思います。もしかしたら他のサイトに似たのあるかもしれませんねwよかったら参考にしてください。

 

 

【可愛げのある人

 

 昨日の帰りの会で伝えました。休みが明けて4日間学校の様子を見ていますが、非常に時間にルーズになっていて、あいさつの声もまばら、話を聞く姿勢ができなくなってしまっています。その状況にリーダーも声をかけられずにいます。もうすぐ行事が始まるというのに。少し心配になりました。

 4月、3年生になって初めての学年集会で学年主任の○○先生が話していたことをもう一度思い出してほしいです。「先生たちにとって君たちが可愛い存在なのは当たり前です。しかし、先生たちはみなさんが社会に出てからどんな人にも可愛がられる人になってほしい。」という言葉。覚えていますか?

 中学校の先生たちが君たちを可愛がってあげられる時間なんてものは限られています。だから先生たちはみなさんがこのまま大人になっていったらまずいなと思ったときに指導をします。人は厳しくされたとき、「うざいなぁ」とか思ってしまうのだけど、“厳しさ”っていうのは“優しさ”の中にあって、厳しくされた分だけ、心の引き締め方を知ります。むしろ何も言われない人の方は、言っても無駄だと思われてしまっています。そんな人はいつか周りから人が離れていきます。

 先生たちはみなさんを“先生たちにとって可愛い人”にしたいわけではありません。君たちが中学校を卒業した後、社会の荒波で何十年も生きていくことになったとき、そこで出会った人たちに“可愛がってもらえる人”になっていってもらいたいんですよね。いつだって可愛げがある人が人生を切り開いていくことができると思います。あいさつ、礼儀、マナーなど、人として大事にしたいことを意識して生活していきましょう。