家庭菜園で肥料を施す前に重要なことが土作りです。
特に有機質肥料で野菜を育てる場合は、この有機質を分解する微生物やミミズなどの生物が多く棲んでいる必要があります。
実はこれらの微生物やミミズなどは、自然界の有機物が多い土に自然に棲んでいます。
中には植物の病気の元になる微生物もいますが、それ以上に多くの種類が植物にとって有用な働きをします。
主に肥料を植物が吸収できる形に分解したり、団粒構造という水はけ、保水性、通気性に優れ、このほかに植物が吸収し切れなかった肥料成分を蓄えてくれる土壌にします。
このようなことからミミズが多い土は良い土と言われるのです。
このような土は植物にとって病害虫になる生物も潜むことになるでしょうが、それよりも有用微生物による活動のお陰で植物の根が良く育ちようになります。
植物の根を生長させることは植物自身の自力を上げ、病害虫に負けないように育っていきます。
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