簿記3級に合格したら次のステップとして簿記2級を目指したい!そう考える方もいらっしゃると思います。
簿記3級に独学で合格された方は、簿記2級も独学で勉強しようか、通信講座やスクールを検討しようか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、簿記2級に効率的に合格するためのコツをお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
簿記2級を独学で合格するのは難しい3つの理由
最近の簿記2級では、簿記1級で問われるような論点も試験範囲として出題されるようになり、受験者の8割が不合格となる難易度の高い試験になってきました。
そのため、簿記2級に独学で合格するのは難しいと言われています。
難しいと言われる理由を3つ解説します。
①試験範囲に工業簿記が加わって試験範囲が広くなる
簿記2級は工業簿記が出題試験に加わります。
簿記3級にはなかった試験内容で戸惑う人も多いポイントのひとつです。
②簿記1級の論点が試験範囲に含まれるようになった
簿記2級では、連結会計や税効果会計など、工業簿記に加えて難しい論点が増えます。
難しい論点が問われるため、勉強に行き詰ってしまう人も多いのが簿記2級です。
③本試験問題が公開されないため出題傾向の分析が難しい
2021年度以降、簿記検定2級の統一試験の本試験問題は公開されなくなってしまいました。
また、CBT方式というネット試験の試験問題は、受験者によって問題が異なるため、出題された問題が公開されることはありません。
受験者がインターネットやSNSで問題を公開することも禁止されているため、以前のように過去問題を解くことで試験対策することが難しくなっています。
このような理由が簿記2級に独学で合格することを難しくしています。
簿記2級に効率よく合格するためには
簿記2級に効率よく合格するコツは、通信講座を利用することです。
今はYouTubeで無料で学べる講座もあります。
お金をかけずに簿記2級に合格できたという人も増えてきました。
難しい論点を動画で学んでからテキストを読むと理解もはやいです。
質問できる環境を手に入れよう!
簿記2級は無料のYouTube動画などで学ぶこともできますが、勉強を進めていくと、どうしても行き詰ってしまう箇所が出てきます。
ネットで検索しても自分と同じ疑問を持っている人を見つけることが難しいです。
独学で勉強していると、疑問を解決するために何時間も費やしてしまうこともあります。
通信講座ではいつでも質問できる環境が整っているものが多いです。
あなたの疑問にダイレクトに答えてもらえるから、苦手な分野の克服に役立ちます。
出題傾向が読みづらくなってきた最近の簿記検定では、苦手分野を出来るだけなくしておくことが大切です。
わからないことをほったらかしにせず、しっかり苦手をつぶしておきましょう。
一見すると遠回りに感じるかもしれませんが、じっくり丁寧に勉強することが合格への近道です。
一緒に頑張りましょう(^^)/