【経理つらい・しんどい】経理を辞めたい5つの理由 | 『みんなの経理』~経理の転職ブログ

『みんなの経理』~経理の転職ブログ

30歳・経理未経験から経理正社員に転職したモブ美の『経理部員の生き残り戦略』

経理職は多くの企業にとって欠かせない職種ですが、その一方で、経理職に従事する人々からは「辛い」「つらい」という声が上がることも少なくありません。

 

経理職が辛いと感じる理由は様々で、業務内容や人間関係、さらには個人的な能力不足など、多岐にわたります。

 

特に、経理職は繁忙期になると残業が多くなるため、そのストレスは非常に大きいものとなります。

 

また、繊細な作業が求められるため、一つのミスが大きな影響を及ぼすことがあり、そのプレッシャーも非常に大きなものとなります。

 

さらに、経理職は専門的な知識が求められる職種であり、必要なスキルを習得するためには長い時間がかかります。

 

そのため、仕事についていけないと感じる人も多くいます。

 

こうした理由から、経理職は簡単な職業ではありません。

 

しかしながら、経理職が持つ重要性ややりがいは決して小さくはありません。この記事では、経理職が辛いと感じる理由について探っていきます。

覚える仕事が多すぎてつらい

経理職は数多くのルールや規制に則って、企業の資金や財務状況を管理する重要なポジションです。

 

それゆえ、経理担当者は膨大な量のデータや数字を扱い、複雑な会計処理を行う必要があります。

 

しかしその一方で、会計業務は時に煩雑で単調な性質があり、また、さまざまな書類やフォーマットに則って作業を行う必要があるため、経理職の方々が抱えるストレスは多岐にわたります。

 

その中でも、経理が辛い理由のひとつに「覚えることが多すぎる」という点が挙げられます。

 

経理職には、財務諸表の作成、税務処理、予算作成、業務プロセスの最適化など多岐にわたる業務が求められます。

 

さらに、税法や会計基準、財務報告基準など法令や規制が日々変わっていくため、常に最新の知識を身につけていなければなりません。

 

このような状況下で、経理職の方々は多くの業務を抱え、締め切りや期限に追われながら、常に正確性を求められる作業を行わなければなりません。

 

このため、多忙なスケジュールの中でさらに多くのことを覚えなければならない経理職の方々は、疲労やストレスを抱えがちです。

 

会計や簿記の知識不足で会話の意味がわからない

経理には、多くの会計や簿記の知識が必要とされます。

 

しかし、その知識が不足している場合、業務に支障をきたすことがあります。

 

例えば、会計事務所や企業の財務部門で働いていると、上司や同僚と会話をすることがありますが、その中で専門用語や会計用語が飛び交うことが多いです。

 

そのため、自分が理解できない単語や意味があると、周りの人たちが何を言っているのかわからず、コミュニケーションがとりづらくなってしまいます。

 

また、会計や簿記は、税金や会計基準など法律や規則が多くあり、常に変化しているため、常に最新の知識が必要です。

 

しかし、そのためには勉強や研修などの時間と労力が必要であり、仕事の合間に学ぶことは簡単ではありません。

 

知識不足によって業務に影響が出たり、ミスが生じたりすることもあり、経理の仕事においてストレスを感じる要因の一つになっています。

 

以上のように、会計や簿記の知識不足は、経理の仕事において大きなストレス要因となっています。

 

そのため、日々の業務に加えて、専門知識を習得するための努力も必要となってきます。

 

ミスが許されないプレッシャーがつらい

経理業務において、ミスは致命的な問題です。

 

間違った数字や記録は、企業に大きな損失をもたらすことがあります。そのため、経理業務に携わる人たちは、常に正確性を求められるプレッシャーにさらされています。

 

また、ミスをしてしまった場合には、その責任は一人で負わなければならず、許されないプレッシャーがかかります。

 

さらに、ミスが見つかった場合には、顧客や上司との信頼関係が揺らぐこともあります。

そのため、経理業務には常に精神的なストレスが伴うことがあるのです。

 

また、経理業務においては、ミスを防ぐために確認作業が欠かせません。

そのため、作業時間が増え、ストレスがたまりやすくなることもあります。

 

このような状況に直面すると、業務に取り組むモチベーションが下がり、やる気が出なくなることもあるのです。

閉鎖的な人間関係がつらい

経理の仕事は、自分が担当する業務の責任が重く、ミスが許されないため、周囲の人々との信頼関係が非常に重要です。

 

しかし、一般的に、経理の部署は閉鎖的で、他の部署との交流が少ない傾向があります。また、経理の仕事はデータ入力や帳簿作成など単調な作業が多く、他の部署と比較してコミュニケーションの機会が少ないこともあります。

 

これにより、経理部門の人々と他の部署との間に壁ができ、コミュニケーションの不足が人間関係の悪化につながることがあります。

 

さらに、経理の仕事はデータの精度が非常に重要であり、入力ミスや計算ミスがあると、財務諸表や税務申告書に誤りが生じてしまう可能性があります。

 

そのため、経理部門はミスが起こりにくい環境を整備し、入力作業の品質管理を徹底する必要があります。

 

しかし、このような厳しい現場で働くと、責任を取りたくないという考え方から、ミスを他人に押し付けたり、誤魔化そうとする人も現れることがあります。

 

そのため、経理の部署では、トラブルが発生した際には、責任の所在や説明責任などをめぐって、人間関係が悪化することもあります

 

単調な作業がつらい

経理という職種は、数値を扱うことが多いため、コンピューターで処理することができる部分が多く、単純な作業が多いことが特徴的です。

 

しかし、単純な作業が繰り返されることで、作業自体が自動的に進んでいるような感覚に陥り、退屈でつらいと感じることがあります。

 

たとえば、伝票処理という作業では、数値を伝票に記入し、それをコンピューターに入力して、帳簿に反映する作業が繰り返されます。

 

また、経理業務では、決算期には多忙な時期があり、同じ作業を繰り返すことが多く、その作業量も増加します。

 

さらに、単調な作業が続くことで、ミスをしてしまう可能性もあります。ミスを防ぐためには、集中力を維持する必要がありますが、単調な作業が続くことで、集中力が切れてしまうこともあるため、ミスを防ぐためにも辛さを感じることがあるかもしれません。

 

つまり、経理の仕事には、単調な作業が多く、それによる退屈さやミスを防ぐために必要な集中力の維持などが必要とされます。

 

このような理由から、経理の仕事をしている人たちは、日々の作業について、心身ともに疲れてしまうことがあるのかもしれません。