1年前の冬は手術直後。
傷や痛みを気にしつつ寒い季節を過ごしました。
体が冷えるとお腹にダイレクトに反応があって、
腹巻などの防寒用品を駆使したものです。
それから1年後の、すっかり元気になったこの冬。
私の場合はこんな感じでした、覚書です。
寒がりの度合いは断然手術直後の方が強かったです。
寒冷地仕様の下着を着こむのも腹巻をするのも
去年に較べるとうんと減りました。
腹巻をした回数に至っては片手で数えられるくらい?
そもそも我が家は尋常でなく暖かいのです。
この冬、暖房(←エアコン)の使用はたったの1回。
今のおうちに越してきて10年になりますが、
暖房を使わなかった年の方が圧倒的に多いのです。
それを思うとエアコンをカジュアルにつけて、
着ぶくれで丸々していた去年は寒さに相当弱かったのかも。
とは言え、今まで自宅で腹巻なんてしたこともなかったので、
術前とはやはり微妙に違うのですね。
寒さを感じると自然に着込みたくなります。
一冬、足元はウールのハイソックスでした。
足が温かいととても楽ちん。
「冷えたかな?」と感じると出る症状(←というほどのものではナイ)は
お腹のほのかなもじもじ。
「もじもじ」ではなくて「もじ……」くらいかな?
「あ、冷えましたか」とかろうじて察知できるほどの小さな違和感です。
でも温めると気持ちよく感じるということは、
冷えることを身体が嫌がっているのですね。
起き抜けはかなりの確率でこの違和感があります。
お布団の中は暖かいのに不思議。
就寝時は体温が下がるからでしょうか?
朝お腹を温めたい時に気に入っている解消法が、
洗面所で歯磨きをしている夫の背面にへばりつくこと。
ちょうどお腹が夫の(無駄にぷりっとした)お尻にあたって、
人肌(←ちゃんと履いています)のホカホカも心地よく、
ばっちりな快適さ。
電気も使わなくてエコ!便利!
身体を動かしていれば冷えないせいか違和感はありません。
本を読んだり、(慣れない)ミシンを(泣きながら)かけたり、
姿勢が固まっているとお腹がもじっと。
長時間作業に夢中になっても大丈夫という年ではなくなった、
とも言えると思います。
なるべく気を付けて、途中でブレイクを入れるようにしています。
避けるほどではないけれど、
一番影響が顕著に出るのは寒いのと重いのの合わせ技。
海辺の冷たい風の吹く道をスーパーまでお散歩代わりに遠征して、
大きなエコバッグ2個分パンパンの荷物を30分抱えて帰れば。
お腹は正直、律儀にもじもじ。
それでもこの状態に耐えられることが嬉しいです。
そもそも貧血によるふらつきが皆無になって、
生理痛からは完全に開放されて。
去年の冬とも全く違う、たくましいワタクシ(笑)。
相殺すればおつりがじゃんじゃん来ている状態です、うはうはです。
手術直後に別の臓器を腹腔鏡で取った友人から、
「完全に元に戻ったと思ったのは術後4年くらいだったよ」
と教えてもらったことがあるのです。
「えー、そんなにかかるんだー」としょんぼりしたのですが。
取ったものも違うし、やっぱり術後も人それぞれ。
それとももっと「病み抜けた!」と感じることがこれからあるのかな?
それはそれで楽しみです。
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