カエル姫です。

 

まだまだ見頃の梅を探して

和菓子匠「叶匠寿庵」の本社がある

滋賀の山里、大石まで足を延ばした。

 

叶匠寿庵が営む

寿長生の郷(すないのさと)では

2月末から3月末まで梅まつりが開催中。

 

ちょっと解説 上差し

滋賀県には全国的に有名な和菓子屋が2軒あります。

近江八幡の『たねや』は和菓子「たねや」とバームクーヘンが人気の洋菓子「クラブハリエ」を有し、テーマパーク「ラ・コリーナ」を運営しています。

大津の『叶匠寿庵』は屋号は和菓子の「叶匠寿庵」のみ、和菓子の原料を作る農園として「寿長生の郷」を運営しています。

ライバル関係にある両店、私の記憶では老舗「叶匠寿庵」が先行して百貨店で展開し、「たねや」は後からやってきた新興勢力、と思っていました。今回改めて会社概要を調べて、実は1872年創業の「たねや」のほうが1958年創業の「叶匠寿庵」よりも歴史が古いこと、百貨店進出は叶匠寿庵のほうが3年早く、しかも1号店が私の旧職場:阪急百貨店だったので印象が強かったことが判明。しかも1985年OPEN当初の「寿長生の郷」に行ったことがあるものだから、現在話題性で優勢の「たねや」に対しちょっと昔のイメージで劣勢の「叶匠寿庵」という図式を勝手に思い描いていました。

梅まつり開催中とはいえ、古の寿長生の郷はそんなに混雑していないだろう、とも。

んが、思い込みは概して大外れ ビックリマーク 寿長生の郷、大盛況でした。

 

関西の緊急事態宣言も解除され

春めく気候の土曜日

会場の駐車場はほぼ満車の大賑わい。

 


入口を入ると古民家の総合案内所が出迎えてくれる


 

白梅、紅梅、6万3千坪の敷地に咲き誇る梅

 

梅見もそこそこ、お昼時だったので

まずはお食事処を目指す。

 

 

生け花や水鉢の椿で設えた長屋門が母屋の入口

 

長屋門を入ると、食事処や甘未処、

茶室や菓子売場が軒を連ねる。

食事処前には行列 ビックリマーク

 

諦めて先に進み、ベーカリーカフェを目指す。

 

 

山のテラスから梅園を見る、鳥の巣箱がかかっている

 

一通り回遊しないとカフェにたどり着けない。

陶房やガラス器の販売所を経て

ようやくベーカリーカフェに到着。

 

ここでも順番待ち。

空腹に耐えきれず待つこと40分ほど。

 

裏にあるヤギ小屋をのぞいたりして時間潰し

 

やっと店内へ案内された

 

サイフォンコーヒーと3種のパンセット

 

ランチにありつけたのは2時過ぎ

 

このあと帰り道の広場で

屋台のうどん屋やおにぎり屋を発見 ビックリマーク

こっちでよかったやん、とは後の祭り 笑い泣き

 

先に会場マップを手に入れて

回る優先順位をつけることが大切ね。

情報取得が重要です。

 

まあ、見頃の梅も堪能したし、

山野草の鉢もゲットしたし、

楽しいひと時でした。

 

それにしても、35年近く前に訪れた時との

変わりようにびっくり ビックリマーク

こんなに敷地が広かったっけ?

 

藤森照信建築がユニークな「ラ・コリーナ」、

日本の里山イメージの「寿長生の郷」、

どっちも、ええとこ ビックリマーク

 

滋賀県来たら、寄ってって カエル