災害から一週間経過した先日、
被災した友人宅のボランティアに
参加してきました。
今回のボランティアは、
残念ながら解体することになった家から
持ち出す物を整理すること。
災害後、大切な物を急ぎで土嚢袋にまとめ、
隣にある倉庫2階に避難してありました。
この膨大な量を、
仮住宅・職場に持ち込むための
仕分けと整理が必要です。
泥がついてしまったものもありますが、
まずは、無事な物を段ボールに入れて
持ち出しやすいようにすることが必要です。
今回は、職場に持ち込む書類の整理です。
以前、事務所の整理収納サポートをさ
せていただきましたので
何があるかはおおよそ分かっていたので
その点では仕分けのスピードが
早かったのもあります。
土嚢袋には、
「何が入っているか」「どの場所のものか」の
どちらかの
情報が書いてあったので、
被災者の方がいらっしゃらなくても、
私だけで整理ができました。
【作業内容】
①ひたすら段ボールに詰める
→この時には、土嚢袋に書いてある通り
そのまま記載しました。
このほうが書いた本人が後で分かりやすい
②段ボール箱は全面に
何が入っているか記載する
→どの方向から見ても、
何が入っているかひと目でわかるように
③グループでまとめる
→どこのものかをまとめました
(今回は4つのグループ)
→すぐに必要な物は、
手前や上段に積むことで
すぐに取り出せる
④どこの場所のものか、記載する
→今回は手前の床に「養生テープ」を
使って場所を記載し貼りました。
養生テープは比較的はがしても
跡が残りづらいのが特徴です。
この量をまとめるのに、
休憩を入れて7時間ほどでした。
今回、以前整理収納サポートに
入らせてもらってよかったと思ったことは、
仕事の書類を分けて、
年度毎に分けていたことです。
以前の整理されていない状態で
被災した場合には、
何があるのか、
どう仕分けして持ち出していいのか?
が分からず、迷ったと思います。
更に、体力・精神的に疲れ果てた状態で、
仕分けして整理収納をしないといけないのは、
想像以上の大変さだとい思います。
私は整理収納アドバイザーになった当初から
講座の最後でいつもお伝えしていたのが、
「片付けは減災につながります」
今回、実際に体験して
想像を絶する光景と経験を
今後も講座でお伝えできたら
と考えています。
早速、我が家の片付けを始めて
我が家も減災につなげたいと思います。