こんにちは。

かえりでん です。



東京に行きました!(唐突)



目的はゲームマーケット2023秋への乱入ですが、

実は前日の金曜から東京へは乗り込んでいました。



ざっと4年ぶりの東京。

飛行機も4年ぶりです。

なんだったら電車すら数年ぶりてます。



久々すぎて飛行機に乗るまでの作法も忘れ、

挙動不審になりながらも無事到着。



学生の頃に使っていたボロボロのICOCAを恐る恐るかざし、

無事電車にも乗れて一安心。



ホテルに荷物を投げ捨て、

向かうはラーメン屋!



昼から食うラーメンとビール、しかも平日。

たまりませんね。



その後は浅草にある「神谷バー」に行きました。



ここでは「電気ブラン」というお酒があります。



僕はどうしてもこのお酒が飲みたかった、



というのも、僕の好きな小説『夜は短し歩けよ乙女』に「偽電気ブラン」というお酒が登場します。



もちろん偽電気ブランは架空の飲み物ですが、

物語にとってとて重要なアイテムとして描かれています。


そのお酒の元になったのが何を隠そう電気ブランなのです。



そして、東京に行くにあたりいろいろと調べていると、

電気ブランがヒット。



電気ブラン、飲めるんだ!と驚き、

電気ブラン、飲みたい!と奮い立ちました。



そして、満を辞して電気ブランを注文。





度数40度のストレート。

軽くぶっ飛びました。

昼間に飲むお酒じゃありません。 



高いアルコール度数の割には飲みやすく、

またそれがまた酔いを助長させます。



その酔いと念願のお酒が飲めた満足感で浮ついたままの千鳥足でホッピー通りへ。



40度のあとは何を飲んでもソフトドリンクに感じられ、またも深みにハマる。

東京は恐ろしい町です。



そして気がつくと外は真っ暗。

まだ16時半だというのに、東京は日が暮れるのが早い気がします。



大都会とは言え、夜は夜。

暗いものは暗いのです。



鳥目に千鳥足というバードなスタイルで何とかホテルまで辿り着きました。



やはり行動するなら明るい昼間のうちに限ります。

でもこの時期の昼は短い。

自然と僕の行動時間も縮みます。



それは昼夜の話だけではなく、

これから失明に向かう僕にとっては、

今の状態は"昼"であり、次第に"夜"に向かっています。



見えるうちに、昼のうちに歩みを進めなければなりません。


まさに「昼は短し歩けよ鳥目」

さっき適当に考えましたが妙にしっくりきます。

  


この言葉を信念と座右の銘とスローガンにして、

これから歩んでいきたいと思いました。

正確に言えば今思いつきました。



そんな千鳥足のように軽い足取りで、

これからの人生を歩いて行ければ、

なんとおもちろいことでしょう。