遅くなったけど、一応まとめてみたいと思います。
うん…眠たいからちゃんとまとまらないかもしれない;
そのときはドンマイ!
あ。ネタばれ含みますので、DVDを楽しみにされている方はご注意。
笑わせてくれる要素があるのはいつもの通りで、今回も本当に面白かった。
でも今回はそれだけじゃなくて、現実的なシリアスさを軸にして作られていたように思いました。
自分は以前の電波ヒーローを見ていないので、どのように変わったのか分かりませんが。
ヒーローという虚像の中に、すごく人間味のある姿を描いていました。
テレビ番組の制作スタッフとプロデューサーの、意見の相違。
スタッフの案を頭ごなしに否定され、あの手この手で説得しようとする(そのやり方はギャグでした:笑)
スタッフの考える、ただ純粋に子供のためだけに現れるヒーローを良しとしないプロデューサー。
その理由を知って、スタッフは自分たちのヒーロー像はそのままに、それをプロデューサーの考える形に昇華させることにする。
プロデューサーが元兵士(真珠湾帰りってことだったのかな?不勉強ですみません;)ってことで、その考え方がものすごくシビア。
日本に帰って来てからも、心は戦争から帰ることができないでいるような人で、ボロボロになりながら一人で戦ってる。
それをモデルにヒーロー像を作りなおすことになるのですが、まぁそれだけで十分シリアスだというのに。
それ以上に、結局企画が間に合わなくてプロデューサーが左遷されてしまうという展開が予想外でした。
(自分のイメージにマッハレコーディング~があったので、余計に;)
左遷が決まった後のプロデューサーの見せる怒りとか、監督の思いとか、そういうものも全部詰まって。
うまく言葉にできないですが、引き付けられました。
挫折をしながらも、また立ち上がる。
とても人間らしいヒーロー。
最後はプロデューサーとして復帰し制作した番組のOPが流れて終了。
素晴らしかったです!
今回初めて高木渉さんの演技を見たのですが。
あ。両キャストバージョンとも見たので、高木さんの演技も2パターン見られたのですが。
凄い役者さんですね!演技はど素人の自分ですが、あの人は凄いと思いました!
ちぃちとか小西さんとか、他のメインキャストさんも十分に上手いことは分かっています!
でももう既に何回も見ている人だからか、どうしても「あの役者さんが演じている」という影が薄ーく見え隠れしているような気がするのです。
でも高木さんは、どちらの役も違和感なく演じ分けていて、完全にその役のイメージを掴んでいるように感じました。
表情の作り方のせいかな…パンフレット見て、一瞬「ん?別人?」って思いましたから;
(2役分の写真が載っていたのですー)
高木さんの演技を見ることができたという点でも、今回の舞台、参加できてよかったです☆