この間の日曜日、日本認知症ケア学会が主催の研修に行ってきました。
『地域における認知症対応実践講座』というもので
朝から夕方までびっちりの講座です。
内容は、認知症の気づき、理解、鑑別、ケアの取り組み、ケアの実践・・・・
大変わかりやすいお話で、伝達していくのにも使いやすい資料になっていました。
特に診断の方法についてははじめて聞く内容で勉強になりました。
最後の時間では、
①アルツハイマー型認知症
②レビー小体型認知症
③前頭側頭葉変性型
この3事例について、日常の生活の様子から診断、そして主治医意見書による指導に基づいた担当者会議を経たケアプラン、そしてケアプラン実施後の日常の様子までを再現VTRにて紹介していました。
このほかに3事例と、テキストには全部で6事例のモデルケースが掲載されています。
どのケースも主治医意見書がありましたが「お手本」のような意見書でした。
適切に診断されていて、その診断結果に対して必要なケアの方針が医師の立場で書かれている。大変理想的な意見書でした。
正直、これまでこのような意見書は見たことがありませんでした。
認知症の診断というのは本当に難しいものだと思います。
この事例はどれも典型的な症状とCT画像と神経症状でした。
もの忘れの程度が重度でも、CT画像では萎縮も少なく年齢相応のこともあるし
逆にひどく萎縮が進んでいるのに日常生活ではさほど不自由を感じず暮らせていたり・・・・・
病名にこだわるわけではありませんが、病名によって(症状によって)ケアの方法が異なることもあるので、できれば病名はわかったほうがいいのです。
認知症は「ただ年をとったからなる病気」ではないということ。
これはたしかなことですよね。
じゃあ、なんのためにひどく物を忘れるのか・・・やっぱり知りたいです。
そしてこれからもたくさんこの認知症になる方がいらっしゃると思います。
そしてその人たちがどこの病院に行っても、同じように適切な診断が受けられるようになることを望んでいます。
そして診断と同時にその病気についてDrの目線で注意しなければならないことを指導してくれる。
どこの病院にいっても・・・・・です。