今日のお昼は「キムチチャーハン」
でもキムチの量は随分と控えめでご飯に色が付く程度。
1名ほど『これ辛いね・・・・・』といった方がいたくらいで
今流行の激辛キムチや何十倍ものカレーに比べたら「辛い」部類の仲間には入れてもらえないくらいの辛さである。
で、ほとんどの方たちが「おいしい。」と言ってくれて完食の状態。
ところが、約1名この辛さにどうしても納得のいかないお方がいた。
物盗られ妄想が主症状のYさん。
まず、食卓に着くと同時にブツブツと・・・・・「ここに来たばっかりに、大事な指輪がなくなった・・・・・15万もしたやつなのに・・・・・それも4つも!!・・・くるんじゃなかった・・・・・夢を見たんだ、ここに来るなと、なのに来てしまった・・・占い師に行くなといわれたのに、来なければ良かった」
毎日のことなので、聞き流すような態度をとると「盗られたといっているのに驚きもせん!!あやしい・・・・・」と疑われるのである。
しかし、食事が始まって彼女がキムチチャーハンを一口食べたその直後、気持ちは指輪からこのチャーハンの「辛さ」に移行。
彼女の妄想が始まったのである。
「これはなんだ!辛いよ。何が入っておる?」
これに対して一応スタッフは説明をする。
しかし、納得するものではない。
「だれーも辛いといっておらん!!おかしいのじゃないの?私のだけに何か入れたんじゃないの?」
「口の中が辛くて喉の奥までずっと痛い!あやしい。私のだけに何か入れたんじゃないの?」
「頭も痛くなってきた。急に頭が痛くなるなんておかしい。なにか入っておったんじゃ!!」
「毒でも入れたんじゃないの!!!!!」
「警察に言ってやらんきゃならん」
「ちょっと!!毒でも入れたんじゃないの!!!」
これが約1時間続いたのである。
後半はこの「毒」の部分が随分と強調され延々続いていた。
彼女は耳が遠い。だから声が大きい。
でも誰がなんと言おうと収まるものではない。
自分の気持ちが引いていくのをただただ待つのみ。
食事も含め、その1時間の間、その話を聞くことになったじじばば達よ、すまんかったね。
今度は彼女だけ別メニュー・・・・・でもそんなことしたらまた「私だけ違うものよこした」ってことになるかぁ・・・・・
やっぱりキムチチャーハンはメニューに入れないことにしよう。
美味しかったんだけどなぁ・・・・・