9月30日、10月1日の2日間
第7回 日本認知症ケア学会大会が札幌で開催されました。
関連行事である9月29日の教育講演も含めると3日間に及ぶ大会となりました。
この3日間のために、長い間準備をしてこられた大会役員の皆様
当日さまざまなところで細かな案内や会場設営、その後片付け等々に活躍されていた関係者のみなさま、そして若者たち本当にご苦労様でした。
みなさんのおかげでとても充実した研修を受けることができました。
札幌で行われたことに感謝して、
また3日間現場を守ってくれた花縁のスタッフたちに感謝して、
貴重な時間を送れたことを今後に必ずや活かしていきます。
からだがひとつしかないので
回りきれなかったことを悔やみもしますが・・・・・
けれど、とっても今の自分に必要なこと、
今の自分だからこそ、今この研修に来たんだなぁ・・・・・と思える内容がありました。
『落合恵子さん』による基調講演『明日の認知症ケア』です。
彼女は認知症のお母様を在宅で介護なさっています。
その経験、体験から学んだとてもあたたかいメッセージでした。
認知症という障害を持った家族、人のために
「私はうるさい家族でありつづけます」というお話でした。
この世の中にはまだまだ納得のいかない理不尽な出来事が多い。
それも人の命を扱う現場で、その弱者たち(患者)は医療従事者の何気ない言葉で傷つき、立ち直れないほどのダメージを与えられることがある。
医療を提供する側もされる側も、介護する側もされる側も、同じ立場でなければならない。
そして意見を言い合わなければならない。
と力強く講演されました。
気がついてみると私はその話を落合さんと同じ立場の人間として聞いていました。
つまり医療を提供される側として、じじばばたちの側からその話を聞いていました。
やはり同じように「うるさい人」となっていた私は
今後もう「うるさい人」は辞めようと思い始めていたのです。
でも落合さんに『うるさい家族を続けます。でないと変わらないと思うからです』
と言われたとき、
「そうか、そうだよな、やっぱり私は代弁者、じじばばの代弁者、だからうるさい人でいいんだよ」
そう思ったのです。
そしてもうひとつ
『頭の先からつま先まで全身をハグするようなあたたかい介護、それを望みます』
まったく同感です。
この自分を見失いそうな、自分がいなくなってしまいそうな、怖くて、焦って、いたたまれない思いをする認知症の方たちに全身を包み込まれるようなあたたかいハグは(ハグの気持ちは)どんな言葉よりどんな道具より生きる気持ちを支えてくれます。
涙があふれていました。
じじばばの顔を思い出して
いますぐハグしにいきたくなりました。
こんな思いがまた明日のケアに結びついていく。
だからみなさんありがとう。
この大会に力を注いでくださった皆様、感謝です。
ほんとうにありがとう!!