きのうやっと、うちのスタッフに借りた本を読み終わりました。
『僕に死ぬ権利をください』という本です。
しばらく前にかりていたのだけれど・・・・・
読み始めてすぐに、著者の心がかなりマイナス思考なことに読む気がなくなっていました。
でも、彼のこと知りたいから、やっぱり読むことにしました。
そして昨日読み終えました。
彼は事故で全身麻痺状態になり、親指一本しか動かすことが出来ません。
献身的なケアをしてくれた母親によって人とコミュニケーションをとることが出来るようになりました。
耳は聞こえますが、目は見えません。
そんな状態で生きていたくないので、「死なせてください」という訴えの本です。
親指一本しか動かすことができないので自殺することもできません。
さまざまな方法を考え行動を起し、実に積極的に死ぬための計画が立てられ、そして実行します。
興味のある方は読んでみてください。
この本の訴えたかったことは単に「安楽死」を考えることだけではないような気がします。
人が生きるということの意味をもう一度皆で考えたくなる本です。
私は「死」もまた「生きる」ことだと思っています。
まして人生の最後の瞬間の「死」はその人の人生にとって最も(生まれる瞬間よりも)貴重な時間なのではないかと思っています。
「死に方」の問題ではなく、「死」を迎えるその瞬間までどんな風に生きているかが重要なのではないでしょうか。
みなさんはどんな風に感じますか?
親指一本しか動かせなくて、目も見えなくて、ただ生かされていると感じる人生。
でも一冊の本を残すほどの考えを持ち、愛してくれる人たちがいる。
もし自分がそうだったらどうしますか?