この年は、課題となっていた荒れ放題の畑にメスを入れました。
まずは5月、10年以上放置していたトラクターのバッテリーを替えて、ぺしゃんこのタイヤに空気を入れて、いざ荒地の開墾です。
それにしても、農機って10年放置してあっても、バッテリー交換だけでエンジンがかかるのがすごい。
ほぼ初めてのトラクターに四苦八苦しながら、半日がかりで耕した畑には、一部にマルチシートを敷いて、さつまいもを植えました。
さつまいもを選んだのは、根付けばある程度放ったらかしでもいけそうと思ったためです。
たまにしか帰省できないので、こういう選択になります。
そして、3ヶ月後の8月には、大草原になっていました。
もはや、さつまいもがどこにあるのかって感じですが、放ったらかしのくせに雑草に負けじと育っていました。
こちらも負けじとトラクターで応戦し、雑草をやっつけます。
ついでに、家の前の畑も秋冬野菜用に綺麗にして、これで2日がかり。
そして10月に芋掘りをすると、大きな芋がゴロゴロ出てきました。
さすがに放ったらかしなので、虫に食われてキズだらけの芋も多かったですが、ほぼ放ったらかしでもまあそれなりにできることが分かりました。
しかし、たまに帰省しての畑の管理って、本当に大変!
病気がちの父に代わって、少しは孝行しようと頑張ってはみたものの、色々と思うところのある1年でした。