分娩台へ上がったのが夜中の12時。

パパはまだ来てない。

パパは妊娠中、ずーーっとあなたが元気に生まれて来る事を楽しみにしていたから、「もう少し待ってねー」って語りかけてたら、陣痛の痛みも落ち着いてくれたね。


1時過ぎ。「もう頭がそこまで見えてるからあと10分くらいで出るかも」なんて助産師さんに言われて、「パパーー!はやくぅぅぅ!!赤ちゃん、もうちょっと待ってーー!!」なんてつぶやいてたの聞こえてた?


そして1時半。ようやくパパが到着!

愛媛からかけつけてくれたパパは途中何回も道に迷って、どこを通ってきたか分からないくらい焦って来てくれたんだってw


パパが来てから本格的に出てこようと頑張り始めたね。


ママね、あなたに「大丈夫よーー上手に出てこれてるよー頑張ってーー!」って心の中で応援してたの分かったかな?

パパはママの頭を支えてくれてね、おばあちゃんたちやママの妹も見守ってくれてたんだよ。

あなたの力とママの力を合わせたら、どんな狭い道だって開いていけたね!

もちろん、助産師さんや先生、そこにいたみんなの力も合わさって、全てのみなぎるパワーに包まれて・・・・・


あなたが大きな力強い産声を上げました!!


嬉しくて嬉しくて・・・

涙が溢れてとまらなかったよ!


よく頑張ったね!

切ることも裂ける事もなく上手に生まれてきてくれたね!


 

生まれてきてくれてありがとう!

本当にありがとう!


生まれた時の気持ちはまた次の手紙に書くね。