耄碌妄想日記 日曜版 №79 | 楓坂四駒堂

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耄碌妄想ラブラブ日記

 曜版No.79でおます!

 

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「松本人志」

活動休止宣言

 

えー…

取り立てて記すことでも

ありませんが…

 

 私、少なくともここ20年以上、

「松本人志」出演のバラエティ番組を

ほとんど観ておりませんので…

実はどうということはないのですが…。

キラキラ

ファンの方、すいませんねぇ…

無駄にしらけたこと、言いまして。

汗うさぎ

 

タレント「松本人志」を語る資格など、まるでなく

その芸人?としての才能も

まったく理解できておりません。

したがって、例の文春砲の真偽など

今更どっちでもいいのです。

コーヒー

 

観なくなった理由…

 

例のパリピ政治家の件でお話したように、

主に公人・有名人について…

パフォーマンスたるその言動以上に

その人物の表情…人相…

要するに私は見た目で

その人を判断してしまいます。

 

むろん、単なる印象…と言うか感覚

究極の独断と偏見でしょうが…

あまりに顕著だと…

その「人となり」が

何となくわかる気がします。

 

節穴かもしれませんが…汗

 

とは言え、簡単に言えば

純然たる「好み」の問題

わんわん

 

で、いつしか観なくなった

…という、まあ単純、明解な理由です。

 

やっぱり…

わざわざ言うことでもなかったわ

あ~あ

爆弾

 

 

 

 

 

 

♪鴨の河原に 千鳥が騒ぐ~

またも血の雨 涙雨

※詞・横井弘

 

「大悟」ではありません!

1955年リリース♪ああ新選組

そんな歌がありました。

 

唄っていたのは「三橋美智也」

おとうさん!憶えてますか?

 

 

ワンパターンで

「近藤勇」

いじり過ぎだわなぁ…

そのうちおもしろく…

なるのか?

 

 

 

第2章

「豊饒の海へ」

 

Chapter3

年誌は荒野をめざす

 

4「ボーイズライフ」から

 「ビッグコミック」へ

その10

 

 

 さて…エロ漫画方面の話ですが…

 60年代の前半と言えば、ストーリー漫画・劇画ではなく…

 例えば「週漫」「漫サン」誌上での、お色気、艶笑…いわゆるおとなの漫画。

 前回触れた「小島功」がその代表格…。

 

 もうひとり…まったく真逆の画風でしたが…

 「富永一朗」

 「漫サン」では「ポンコツおやじ」

 代表作は「チンコロ姐ちゃん(週刊アサヒ芸能)」

 

 ここで簡単に、日本の総合週刊誌の歴史を…

 新聞社系以外…つまり、出版社系として初めて「週刊新潮(新潮社)」が創刊されたのが1956年

 同じ年に「チンコロ姐ちゃん」「週刊アサヒ芸能(徳間書店)」が…。

 それに続いたのが1958年「週刊大衆(双葉社)」

 

 現在の部数ナンバー1、「松本人志」の運命を変えた「週刊文春(文藝春秋社)」創刊はその翌年1959年。

 これは「サンデー」「マガジン」と同じ年。

 

 要するに、時代は月刊誌から週刊誌へ。

 

 「チンコロ姐ちゃん」

 もうタイトルがどことなく危ない…

 「チンコロ」って何?…「チクリ」の隠語ってのもあるけれど

 意味、わかるような、わからないような…でも結局わからない…。

 

 裸や下ネタをカラッとしたタッチで描いてはいましたが

 やはり「低俗」ドクロのそしりは免れず「小島功」とは違い、かなり世間の良識派?のブーイングを受けていた記憶があります。

 同じ頃「週刊明星」「せっかちネエヤ」とかありました。

 「富永一朗」…当時、日本を代表する無邪気な「スケベおやじ」…そんなイメージでした。

 貸本時代は子供向けの少女漫画とか描いてたんですけどね…。

 

 しかるに「ポンコツおやじ」「チンコロ姐ちゃん」も映画化されてますし

 「せっかちネエヤ」はドラマ化。

 人気、あったんですよねえ…。

 

 「お笑い漫画道場(1976~・CTV)」のずっと以前の話。

 

 

 さてそうした「おとな漫画」と違う…

 エロのストーリー漫画、劇画の話。

 

 新しく創刊され始めた「青年コミック誌」にも少しずつそうした系統の作品も掲載されていきましたが…

 

 やがて「性愛」一直線…いわゆるエロ劇画誌」が登場するのは70年代。

 

 私が目にしたのはごくわずかですが、その話はいずれ…

 ここではその草創期?の話を…。

 

 

 60年代、ロックのニューウェーブがもたらした「ラブ&ピース」

 「自由」とは「性」はもちろん、あらゆるものからの解放…。

 若者文化に深く浸透し始めたそんな思想…。

 

 そうした風潮は当然、「漫画」の世界にも…。

 しかし、いくらなんでも「少年誌」では…!

 「少年マガジン」あたりが少しだけ冒険するのは、もう少し後。

 

 取り敢えず、その先駆者となったのやはり「ガロ」COM

 いくつかの私小説風の作品において、メジャーとは違い、そうした表現を許容する編集方針だった訳です。

 

 その代表格と言えば、やはりCOM「宮谷一彦」

 それでもこれはある意味、意識高い系…

 軽く笑いを取る…というものではありませんでした。

 

 あくまでエンタメとして、そこそこエロい、ストーリー漫画&劇画。

 貸本の中にもあったかも知れませんが…。

 

 私のおぼつかない記憶の中で…その走りとなった作家…

 前回、お話しした1960年前後に創刊された二つに漫画雑誌。

 「土曜漫画」「漫画天国」。

 

 ここから出てきたのが「笠間しろう」

 1937年生まれ…。

 漫画家で言えば「つげ義春」「東海林さだお」「モンキー・パンチ」と同年生まれ。

 「モンキー・パンチ」以外はみなさん、存命中。

 

 デビューの頃の作品…掲載誌が掲載誌なんで、微かな記憶しかありません。

 ちょっと気になるキャラでした。

 

 やがてブレイクしたのは…

 60年代後半「週刊漫画アクション」で連載された「スーパーレディ魔子」に代表されるピンクコメディ系コミック。

 

 元祖セクシー美少女キラキラ

 いつの時代も男たちをときめかせる、定番…ベビーフェイスに肉感的な肢体ドキドキ

 そうなのか?わんわん

 

 そんなロリコン風味が、新しいけど、どこか懐かしい…「喜一」のぬりえに似た懐かしさがありました。

 

 「モンキー・パンチ」同様、アメコミアメリカに影響を受けたであろうスタイリッシュなキャラクターとテンポの良いストーリー。

 

 しかし70年代に入り、「笠間しろう」の作品は突如、様変わりしていくのですが

 その変遷こそがエロ漫画・劇画の歴史?

 

 画風がより緻密に、リアルにより肉感的に…何て言うか、如何にも昭和の「あぶな絵」風になっていきます。

 でも何となくファニーフェイスの面影はそのまま…。ラブラブ

 ひょっとしたら、そこらあたりが人気の秘密?

 

 「あぶな絵」…わかります?

 ルーツは江戸時代の浮世絵の文字どおり危ないやつ。

 ま、いわゆる春画」「枕絵

 

 羞恥と苦悶に歪む表情…白い肌に食い込む縄…聞こえてきそうな息遣いラブラブ

 やはり「団鬼六」とのコラボなんかがその契機なのかなあ…?

 次第に漫画家・劇画家というよりあぶな絵・絵師って感じ?

 

 これぞ「官能劇画」の元祖!

 官能度・完成度と言う点では巨匠、その象徴的作家でした。

 

 私が好きだったのはそんな大家?となる前…

 どこか健康的で、エロくてキュートだった美少女コミック。

 そのルーツ…「笠間しろう」「スーパーレディ魔子」

 「唇」がね…キスマーク

 「笠間しろう」が描く女の子の「唇」…チャーミングだったなぁ…目がハート

 

 バストトップと腰と膝の…日本人離れしたバランス。

 太ももからふくらはぎ…足首、かかとに流れるライン。

 自己流のヌードデッサンの参考にしたりして…

 しかし、全然うまくならなかったりして…絶望

 

 青春前期の漫画少年時代でした。

 

 やがて、新規参入を含め、粗製乱造のエロ劇画誌」ブームの中で、従来の作風からエロ方面にシフトしていった作家は多くいるのですが、その話はいずれ、また…。

 

 

 

 以下次週…まじめに行きます。

 よろしく哀愁!