耄碌妄想日記 No.125  | 楓坂四駒堂

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ドキドキ

 

「楓坂四駒堂」

耄碌妄想日記 No.125でおます。

 

当ブログは

2回更新です。

 

♪こんなことは

今までなかった…

ぼくがあなたから

はなれて~いく~

詞・小田和正

 

この曲、前にも取り上げたと思いますが…?

「オフコース」の気配

 

1977年にリリースされた

この11枚目のシングルから

「オフ・コース」「オフコース」へ…

 

ようやく…ようやくですが

季節が少し追いついてきた感じ…

もう10月ですもんね…。

 

さて…

スポーツイベントがあれこれ

盛りだくさんの中…

ラグビーWカップ

日本代表「ブレイブ・ブロッサム」の

健闘が続いています…。

「アルゼンチン」戦

どうなんでしょうね?

 

すみませ~ん!

しょうもない話をしますが…

 

あの白のストライブのファーストジャージ

お馴染み「楳図かずお」

ブランドカラー。

 

漫画好きは思わず…

レキメ選手あたりの「グワシ!」

期待したりして…

 

すみませ~ん!…大泣き

 

「楳図かずお」

知らない方もいるかもなァ…

 

 

 

 

 

次回、曜版4コマは

新選組京都無情篇

「斎藤一」初登場!

 

 

遥かなるスクリーン

 

ハイスクール・ララバイ篇21 

 

青春ポルノグラフィ

桃色吐息がせつなくてキスマーク 

その5

 

 

♪愛しあ~うのは 早い~のぉ~ね~

 南の伊豆の~ 春~の夢

 波勝~岬は 青春岬~

 ※詞・丘灯至夫

 

 前回、発作的にインプットした

 「本間千代子」のスマッシュヒット

 ♪愛しあうには早すぎてドキドキ

 

 詞は♪高校三年生「丘灯至夫」

 曲は♪宗衛門町ブルース・♪そんな夕子にほれました

 やはり「丘灯至夫」とのコンビ作♪北国の街などの「山路進一」

 

 これは1967年より少し前…1964年

 任侠映画のはざ間に可憐に咲いた…

 「東映」青春歌謡映画「君たちがいて僕がいた」の挿入歌。

 原作は「富島健夫」のジュニア小説。

 主演は「舟木一夫」とアイドル「本間千代子」

 

 彼女が唄ったこの曲は

 いまだに時折、甘酸っぱく、私の胸を過(よぎ)る青春歌謡の名曲。

 伊豆半島・波勝岬…今ならさしずめ青春の聖地船

 

 そうですね…若いみなさんが今から半世紀以上たった後

 ♪マリーゴールドを懐かしく想い出すようなもんです…多分。わんわん

 

 ともかく、愛しあうのが早いのならば…

 性愛映画はなお早い…ああ!

 何だ?性愛映画」とか言ってしまったな…。絶望

 

 ともかく、ご訪問者、激減を覚悟して

 もう一回だけ、エロ方面の話題を続けます!ドクロ

 

 1967年、7月のとある午後…

 後悔の念がよぎる私の目の前で、まさにその性愛シーン」が繰り広げられようとしているその時…

 

 突如、BGMが変わると同時に、スクリーンは鮮やかなカラーに変わります。

 「おお!これが噂の新様式天然色…即ちパートカラービックリマーク

 

 誰もいないように見えた前のシートに、いきなりおっさんのうっすら剥げた後頭部!

 満を持したようにむっくりと起き上がった感じ…寝てたのか?

 

 テーブルの花瓶に飾られた真っ赤な薔薇の大写し…

 その大輪の薔薇越しに…おお!下着の肩ひもをおろす「一星ケミ」

 下着、ピンクだったのか?

 口紅はやはり鮮やか過ぎる…。

 

 やや薄紅に染まった、眩いほど白い肌の背中から、カメラは舐めるように前方へターン…

 おお!出た!出てしまった!…ほ、豊満な胸が…大泣き

 

 惜しげもなく…ピンクのバストトップまでも…

 そこにむさぼるような男の手が…

 瞬時にドーパミンだかアドレナリンだかが脳内を駆け巡り…爆弾

 

 ま、アレです…

 こうした映画での性愛シーン…洋画も含め、初めてという訳ではなかったのですが…

 童貞にとって、やはりこの衝撃は別物…これぞピンク映画」…本能直撃!半端なくエグい…。メラメラ

 

 ♪胸の鼓動がどきどき

  目先はくらくら

  負けそう 負けそう

  わ~たし ピンクのサウスポー~

  ※詞・阿久悠

 

 ふー…絶望

 しかし…後になって振り返れば、こうしたシーン

 少し後のロマンポルノ…あるいはそのものずばりのAVに比べれば…

 

 男女全裸でのからみはまずご法度…

 男優は中途半端に衣装?を身に着け…

 あるいはあまりに不自然なシーツや毛布の覆い方。

 実に珍妙なシーンの連続ではあるのですが…。

 

 露骨に性行為が行われていると思われるような表現は「映倫」においてカット。

 でなければ「猥褻物頒布等の罪」の対象に。ドクロ

 つまり、ピンク映画」とは言え、性行為の描写は厳禁?…爆弾

 何だか訳、わかりませんけどね…。

 建前重視…大人社会の妥協の産物?


 しかし、それでもこの時の私には十二分に刺激的…

 鼻息、あくまでも荒く、脳内は完全にピンクのお花畑で総立ち状態目がハート

 こ、こんなん3本、耐えられへんで…

 

 とは言え、目標はあくまで

 「新高恵子」

 

 ストーリーなど皆目わからず、1本目の映画は無事?終了…

 ここで何と休憩タイム!

 

 えっ!場内はうっすら明かりが…

 いやに淫靡な…いや!淫靡に聴こえるムードミュージックが流れる場内。

 私は身を固くしてひたすら目を伏せ、下を向く…。 

 一生で一番長く自分の足元を見つめていた瞬間…。

 その時間の長いこと…実際はせいぜい10分程度…

 

 やがてブザーの音と共に暗転…

 次、「新高恵子」だろうか…?

 「新高恵子」もあんなふうにあんなことをするのだろうか…?

 するわなぁ…もちろん!

 再び高まる動悸…。よだれ

 

 その時…隣のシートに誰かが坐る気配…

 えっービックリマーク

 

 スクリーンには「色ざんまい」のタイトルが…

 

 それを目にした瞬間、いきなり

 私の膝に置かれる男の手叫び

 えーっ!

 

 何が何やら…固まったまま、振り払うことも、声を出すこともできぬまま…

 次第に撫でまわすような手のひらの動き…

 

 何なんだこれは…?

 味わったことのない恐怖?…吹き出る冷や汗…よだれ

 映画は始まったと言うのに…頭は真っ白ドクロ

 

 やがて…男の指が私のささやかで控えめな股間に…絶望

 

 嘘!「ジャニーズ事務所」に入ってもいないのに…!

 

 ああ…これは今、言ってはいかんギャグ…?爆弾

 

 ともかく、その瞬間、私は電気ショックを受けたように立ち上がり…

 股間は縮み上がり…ああ!あせる…脱兎の如く、ドアに向かって突進…DASH!DASH!

 

 A劇場を飛び出すと、電車通りの黄昏の歩道を「今池」方面へ一目散に猛ダッシュ!

 人生初の一目散…。

 気分はリチャード・キンブル? 汗うさぎ

 

 どれだけ走ったやら、日頃のバスケのトレーニングの賜物…

 1500mの自己記録は破ったかも…

 そんなん言うてる場合ではなく…

 捕まったら性奴隷?!

 

 もちろん、誰も追ってくる筈もなく…。

 

 雨は既に止んでいたものの、傘はA劇場にのこしたまま…。

 呆然と地下鉄に乗り込み、帰宅の途へ…。

 

 再び押し寄せる後悔の念…天罰じゃ!天罰じゃ! ドクロ

 どうかお許し下しさい!汗小百合様、この汚れた子羊を!

 

 どんな顔をして家に帰ったやら…。

 

 正直、これはかなりのトラウマ…

 以後、数十年間、ピンク映画館」に立ち寄ることはありませんでした。

 でも、行ってるじゃん!

 一部のこの種の映画館が、いわゆる「はってん場」として知られるようになる、遥か昔の話です。

 

 

 その後「新高恵子」の映画は1972 年制作(74年公開)「寺山修司」監督作品「田園に死す」で…。

 

 実はその前…1971年…「東宝」がやくざ路線に手を染めた「仲代達也」主演「出所祝い(五社英雄)

 この映画で、憧れの「新高恵子」を初めてスクリーンで観ることになります。

 小さな脇役でしたが、それなりの露出もあり、ようやくの邂逅でした…。よだれ

 

 しかし、「色ざんまい」はもちろん、その後も「新高恵子」主演ピンク映画」を観ることはありませんでした。

 現在、こうした古い映画を通販等で手に入れることも可能でしょうが…

 でもね…ピンク女優・新高恵子は私にとって、今も幻のままなのです…。

 

 

 えー…しょうもないエロ昔話を長々と続けてきました…

 我慢して最後までお読み下さったみなさんだけに、多くの幸せが訪れますように…

 

 

 そんなこんなで次週より、時々「名作洋画」も挟みながら、60年代の邦画各社のシリーズ映画…再スタートします。カチンコ

 

 よろしく哀愁!