ご訪問
誠にありがとうございます。
「楓坂四駒堂」
耄碌妄想日記 日曜版No.52でおます。
当ブログはなんと!
日・木曜、週2回更新です。
♪これが最後の 旅なこと
別れ話を きりだせぬ
男のこころが かわいそう~
※詞・木未野奈
最近、気になっている
ある「CM」を見ていて
何となく浮かんだフレーズです。
「大日本除虫菊」…「金鳥」です。
昔からクセの強いCMで有名ですね。
今だと「長澤まさみ」の「虫コナーズ」とか…
新たな「蚊取り線香」のイメージキャラは
「飯豊まりえ」
最後の「えーやん!」に嵌ってます…。
1970年頃…
ご記憶の方、いらっしゃると思うのですが
この商品のイメージキャラクターは
「美空ひばり」でした。
「金鳥の夏 日本の夏…」
で、この「金鳥蚊取り」繋がりで
冒頭の♪わかれの宿の一節が
不意に頭に浮かんだということ…
私は、どんぴしゃの「ひばり世代」ではありませんが
時代とともに心に残っている曲は
いくつかあります。
如何にも「女王」という感じの…
そうですね…
♪柔 ♪悲しい酒 ♪みだれ髪
♪愛燦燦 ♪川の流れのように
といった定番曲より
さりげなく唄いあげた
こんな「おんな歌」が好きでした。
「やっぱり、うまいよな!」
改めて感じる
そんな名曲です…。
今回は
「新選組京都無情篇」
その2回目
ぼちぼちです。
手抜きのバストショットと
おやじギャグのみの
2回目…
やれやれ…
どうか長い目で
お見守りください。
「くちづけ篇」
その16
「くちづけ」だけを 待っている~
胸の~鼓動が 激~しい
サイケな夏を 横須賀で~
1983年の夏にリリースされた
「サザンオールスターズ」6thのオリジナルアルバム「綺麗」に収録された
♪そんなヒロシに騙されてですね。
翌月には「高田みずえ」の21thのシングルとしてカバーされましたが…
「高田みずえ」と言えば…
その3年前、1980年にやはり「サザン」の楽曲をカバー
こちらは「サザン」の3枚目のアルバム「タイニー・バブルス」に収録された
♪私はピアノ。
結婚前だった「原由子」の初めてのリードボーカル曲。
まだアルバムがLPだけだった時代です…懐かしいですよね。
ちなみにアルバムタイトル「タイニー・バブルス」
往年のハワイアンの名曲♪Tiny Bubbles
「ドン・ホー」や「レイ・コニフ・シンガーズ」
幼い頃から身についた「桑田佳祐」の幅広い音楽的素養ですね…。
さて、こうした女性目線で書き上げた「桑田佳祐」の詞。
繊細でリリカルな一方…他の楽曲にも時折見られる、えげつなさギリギリの…ま、下品にならない寸止めの…ほのかに匂う極上のエロティシズム…
そんなところがたまらない魅力でした…。
♪思い切り 感じたままに
見せるしぐさ やさしくて
言葉じゃなくて 態度で
解りあえてもいたのに~
ボーカリスト「原由子」を誕生させ
「高田みずえ」を明らかにひと皮、脱皮させた名曲でした。
♪ピアノに 問いかけてみたけど~
くり返すのはただ…lonely play lonely play~
そこで♪そんなヒロシに騙されて…
当時の全国津々浦々の「ヒロシくん」
軽薄な遊び人の代名詞のように思われたのでしょうか?
しかし…はたして母性なのか…こうしたクズ的要素を持った男に、ついつい惹かれてしまう女心も有りがち…。
ホストにどっぷり嵌る女性って…
ああー、やめとこ!
あれはビジネス前提ですもん、幸せならいいっス!
♪恋の行方は メランコリー
だ~か~らおまえは 素敵さァ~
何じゃ?それ!
♪あんな男が 今さら
許せるでしょうか~
と嘆いた端から
♪二人の仲は 永遠だもの~…って
おーい!目を醒ませ!戻って来~い!
そんなヒロシって、どんなヒロシだよ!
ま、こんなヒロシなんでしょうね。
ともかく!…何がともかくだか、わかりませんが…
こんな恋が成り立つのは、他のどこでもなく
ここが「横須賀」だから…?…そういうことにしときます?…知らんけど
さて、真夏のアップテンポの曲
軽くもう1曲、いっておきます。
♪罪深き 夏という
魔性の季節は 終わりなき
ロングヴァケーション
二つの影が 寄り添うたびに
「口づけ」を交わす砂の上
何の衒いもない、「TUBE」風?モータウン・ビートに乗った脳天気な真夏の恋愛讃歌。
1996年、「サザン」38thのシングル
♪太陽は罪な奴
♪高気圧は Venusたちの交差点~
歌詞に「高気圧」が出てくるなんて、「山下達郎」以来?
♪赤道小町ドキッ(山下久美子)とかも思い出して…。
♪愛欲に ときめく stage ですもん!
♪Aクラスの姐ちゃんたちの放射線~
悩殺にヨロめく stage~
Sクラスとかもあるんでしょうか?
ああ!こういう遊び処、たまりませんね!
あくまで「ねえちゃん」ではなく「姐ちゃん」ね。
こんなの曲先のリズムに乗った感覚から生まれる言葉でしょうから…
その一方…
英語詞に混じって
例えば「恋はおぼろ」
「揺れる胸は手にし頃」「罪深き夏」などという
やや古風な言葉づかい…。
このあたりが言葉の魔術師の真骨頂…。
心浮き立つ夏の名曲に仕上がっています…
おまけに
♪あの空へ しぶき上げて
太陽に「kiss」をしよう~
「くちづけ」と「キス」のダブル遣い!
ところであこがれた女性からただようという
太陽のニオイって、どんなんでしょう…?
「桑田佳祐」続けますです…。