耄碌妄想日記 No.83 | 楓坂四駒堂

楓坂四駒堂

4コマ漫画&諸々駄文晒してます。

ああ!ありがたや!

何かとご多忙の年末

わざわざのご訪問

心より感謝申し上げます。

 

このところアイデア無理筋の

「歌謡サスペンス劇場」ですが

今回も案の定…?汗うさぎ

そろそろそれなりに

決めていかないと…

 

いつのもコンビですが

キレが今いち?

如何なもんでっしゃろ?

 

♪この胸のときめきをラブラブ

 

もちろん歌謡曲ではなく

「エルヴィス・プレスリー」もカバーした

カンツォーネの名曲音譜

この際「尾崎紀世彦」のカバーで…。

訳詞はやはり「岩谷時子」

ちなみに…

「山口百恵」もカバーしていることを

ご存じでしょうか?

 

 

あ~あ!

で、また下ネタかよ!

泣くうさぎ

 

 

 

「黄金の日々」

ドラマ黄金時代の女神たち

 

最終章 

桃井かおり 

その12

 

 「ダウンタウン物語」

 1981年「桃井かおり」の主演ドラマです。

 「日テレ」の「火曜劇場」枠。

 「脚本」は「前略おふくろ様」の脚本家グループの一人でもあった「市川森一」

 

 やはりテレビドラマの「成熟期」70~80年代を中心に、数々の名作ドラマを残した名脚本家宝石白

 亡くなったのは70才ですが、何故かもう少し若かった…というイメージがあります。

 惜しい脚本家がいなくなってしまった…そんな想いの所為だと思います。

 

 お気づきかも知れませんが、このコラム。

 ドラマの黄金時代を「黄金の日々」というタイトルでまとめています。

 「市川森一」が脚本を担当したNHK大河「黄金の日々(1978)」から、勝手に拝借しています。

 

 悪い癖で、また長~い余談になってしまいますが…泣くうさぎ

 

 私が脚本家「市川森一」の名を脳裏に刻み込んだのは…

 彼を一躍有名にした…「萩原健一」「水谷豊」主演のあの「傷だらけの天使(日テレ)と同じ頃…。

 1974年です。

 

 NHK「銀河テレビ小説」…このドラマ枠も懐かしいですね。

色い涙」

 

 コアな漫画ファンなら、当然ご存知…

 私にとっては「神」宝石白と崇める漫画家「永島慎二」原作の「若者たち」のドラマ化です。

 「えっ!ドラマにして大丈夫?」

 期待外れを恐れた訳ですね…。

 

 「黄色い涙」というのは貸本時代の代表作「漫画家残酷物語」から始まる…

 私たちファンにとっては、バイブルとも言うべき、珠玉の「青春漫画」の連作シリーズ名。

 ボロボロになるんで、単行本を何度、買い直したことか…。

 

 「若者たち」という作品は、「週刊漫画アクション」の連載。

 実際の「永島慎二」のアシスタントだった「村岡栄一」「向後つぐお」らをモデルにした4人の若者たちがそれぞれの夢を紡ぎながらも、ごくごく普通の日常を描いた物語。

 そりゃもう、「フーテン」と並ぶ、最も「ダンさん」らしい名作!キラキラ

 

 「向後つぐお」のキャラをモデルにしたと思われる「向井竜三」は小説家志望ということでしたけどね。

 

 ドラマ…面白かったんです…。

 そこはかとなく漂う、リリカルな「永島慎二」ワールド。

 

 ドラマで主人公の漫画家村岡栄一(役名は村岡栄介)」を演じたのは、「森本レオ」

 

 「永島慎二」ファンだった「森本レオ」こそがこのドラマの仕掛人。

 「市川森一」とは旧知の仲…?

 

 て言うか、ドラマ、観てて感じたのは…

 制作スタッフもキャストも…みんな「永島慎二」、好きなんだ!

 そんなふうに思えて…。

 私のようなファンには、えらく親近感が湧いたりして…。

 

 「NHK」にもそんな時代があったんです。

 

 

 …それから30数年後…

 「犬童一心」監督によりあの「嵐」主演で映画化されるのですが…

 やはり脚本は「市川森一」が担当しています。

 これだけは自分で書きたかった…と…違うかな…?笑ううさぎ

 

 ちなみに…この時の主人公「村岡栄介」役は「二宮和也」でしたね。

 はたして「森本レオ」ほどの思い入れがあったかどうか…?

 

 ま、「中島みゆき」風に言えば、そんな時代でしたから…ね?

 

 

 さて、さてさて

 そんな「市川森一」脚本の

 「桃井かおり」の主演ドラマです。

 もう…こいつはたまりませんぜ!お客さん!

 

 更に期待が膨らんだのは…クラッカー

 その1年前の「市川森一」脚本のドラマ「港町純情シネマ(1980)

 TBSの金曜ドラマ枠。

 主演は「西田敏行」「木の実ナナ」

 

 たしか…「銚子」だったかな?…港町の小さな映画館を舞台に…

 名画のパロディ満載の、映画ファンには、もう、たまらないコメディ。

 ま、こういうパロディは「西田敏行」の名人芸。

 

 「森下愛子」「伊藤蘭」「樋口可南子」…みんな若かったァ!ドキドキ

 

 ほんと、いいドラマでした。

 遊び心があって、ハートウォーミングで…

 何度でも観たいと思わせるドラマでした。キラキラ

 

 この脚本家で、この女優さんを観たい!

 そう思わせる作家が、少なくなった気がします。

 でも、確かにいます…。

 そういう作家を取り上げていきたいと…思ってはいます。

 

 ドラマ制作における様々な縛り…

 制作本数はそこそこでも、今はドラマ受難時代かも…ね。

 特にテレビ局は…。

 

 

 さあ!

 あの「市川森一」がどんな「桃井かおり」を見せてくれるのか? 

 新ドラマ「ダウンタウン物語」に膨らむ期待。

 

 そんな1981年の年明けでおました…。

 

 

 えらい引っ張りますが…叫び

 深夜・早朝の「ワールドカップ」観戦疲れで、筆が…キーボード上の指が進みません。汗

 

 今週は、前置きと余談だけで終わります…

 ああ!ダメじゃん!ドクロ

 

 すんまへん!汗うさぎ

 

 

 

 

追 悼

水木一郎

 

「ANIKI」こと「水木一郎」

何の説明もいらないアニメ・特撮ソングの帝王。

私、名古屋、長いんで

馴染みがあるのは♪燃えよドラゴンズ

♪闘魂こめても唄ってますけどね…。

 

想い出すことと言えば

1964年頃…

ラジオから流れる

アメリカンポップスの数々

 

♪ミスターベ-スマン

「ジョニー・シンバル」が唄った

♪Msrshmallow

日本語タイトル♪僕のマシュマロちゃん

 

イントロのベースに続く

♪ボンボボボンボボボボボ マシュマロ~

ってヤツです。

好きでしたね…。

 

当時のジャズ喫茶で

この曲を歌ったのが歌手デビューの

きっかけだったことを後に知り

同世代なんだな…と思ったこと…。

 

長い間、お疲れ様でした。

 

子供たちの胸に響き渡った

あなたの歌声は永遠です…。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

宝石白

 

 

 

 

 

 

ワールドカップ雑感3

 

 案の定…スポーツになるとやや熱くなり…

 前回も余計なことを書いた気もしますが…

 懲りもせず、「決勝」を待たず、また書いてます…てへ!叫び

 あらぬことを口走らぬよう、ひたすら自制をしつつ…

 

 いやいや、何と言っても、

 やはりBEST8はおもしろい!ラブ

 

 これぞサッカー!これぞ「ワールドカップ」と言えるのは、準々決勝から。

 「日本」が早くこの場に立てることを祈りましょうね。

 

 次回から、システム変わるそうですが…出場枠48

 出場は楽になりますが、強敵も増える訳で、BEST 8の壁の高さは変わらず…でしょうね。

 

 さて、BEST 8

 それまでとは景色も空気も何故か一変!

 

 すべて接戦、熱戦、好ゲーム。

 目を離す暇なんてなかったですよねえ…。

 おまけに2ゲームが延長・PK戦って…。

 どこまで爺ィを睡眠不足にさせるつもりやら…。

 死ぬぞ!そのうち…ドクロ

 

 「ブラジル」

 延長前半、アディショナルタイムの「ネイマール」ドキドキ

 決めるべきこの「至宝」が鮮やか過ぎるほどの劇的ゴールを決めた!クラッカー

 鉄壁の守備陣を誇る「ブラジル」の勝利はこれで決まり!

 世界中の誰もがそう思った筈…

 

 しかし、しかし、しかし…ビックリマーク

 何と言う「クロアチア」の粘り…

 一瞬のスキを突いた「ペトコピッチ」の同点弾。

 

 相手が「クロアチア」ということで、一瞬過った

 「ブラジル」決勝進出予想への不安!…やはり…ドクロ

 

 で、言ったでしょ?

 PKになれば「クロアチア」「魂」がモノを言いますから…。

 

 「ブラジル」にとってはまさに悪夢。

 ああ!「ネイマール」汗

 王国の凋落を印象付ける試合になりました…。

  

 どちらにも肩入れせずに観てました…

 戦前予想はもろくも外れましたが

 でも、やはり「サッカー」はおもしろい!

 

 相手は同じ「クロアチア」であっても

 このPK戦まで及んだ末の「ブラジル」の敗戦。ドクロ

 

 これを、同じ経緯を辿った「日本」の敗戦と同等に見ているうちは、「日本」の飛躍はないと思います。

 要は本質的なゲームの中身の問題…

 選手たちはよ~くわかっている筈…。照れ

 

 

 そして「アトラスのライオン・モロッコ」の大進撃…

 でも、ジャイアントキリングではなかった筈。

 「ポルトガル」のニューヒーロー「ゴンサロ・ラモス」を完全に封じたDF陣。

 

 圧倒的なフィジカル…まさに強靭なライオン…。

 紐解くに「ワールドカップ」の初出場は1970年「メキシコ大会」

 約半世紀を掛けてのBEST8進出…さらに勢いのままにBEST4へ。

 

 いきなり強豪国ですもんね。

 

 さて…「ブラジル」亡き後は

 「イングランド」vs「フランス」が実質、決勝戦?

 私はそんなふうに観てたんですけど…。

 

 まさに意地と名誉を懸けての死闘!

 14~5世紀の「百年戦争」爆弾以来、何度となく戦ってきた国ですもん。

 ま、これで実際の戦いにならなければ

 健全な「スポーツナショナリズム」という訳ですが…。

 

 やはり、これぞ「ヨーロッパサッカー」の神髄

 これぞ「ワールドカップ」!

 この上なく激しいけれど、洗練された華麗な「サッカー」。

 

 ずっと観てたかったですね…。照れ

 

 前半の鳥肌ものの「チュアメニ」のスーパーゴール。

 最期は、天才「グリーズマン」のピンポイントクロスに「ジルー」のヘッド。

 もうしびれましたね。

 

 この大会…PKは何かが起こるんですが…

 「ケイン」が2本目を外したのは、おそらく「フランス」のプレッシャー。

 

 結局、流れの中できっちり2本を決めた「フランス」の力が勝ったということ…です。

 

 

 ヨーロッパ2、南米1、アフリカ1のBEST4。

 

 ここまでのFIFAランキングの5位以内…

 出場国の中では1位・2位・5位が敗れ去り

 残るは3位の「アルゼンチン」4位の「フランス」

 「クロアチア」は12位、「モロッコ」は「日本」より少し上の22位。

 

 さして特別だったとは思いませんが…

 注目は、この後の「クロアチア」「モロッコ」

 両国とも予選からずっと無敗ですもん!

 「クロアチア」に至っては、ここまで僅か1勝(PK戦は実質引き分け)。

 

 ええー!でも、まさかの

 2大会続けての「フランス」vs「クロアチア」あり?!汗うさぎ

 

 ここまで書き終えて…観戦へ。

 

 で、今は14日早朝。

 そうです…

 今、「アルゼンチン」vs「クロアチア」が終わったばかり…

 

 ご承知の通り、世界のファンタジスタ宝石白の本領発揮。

 「モドリッチ」の「クロアチア」は砕け散りました。

 

 ああ!汗うさぎ

 

 思うに…もしも早々と点を挙げた「アルゼンチン」

 前半は、この1点を守りに行っていたなら「クロアチア」にも勝機はあったかも…。

 

 つくづく思ったのは…

 本当の強豪国は躊躇なく2点目を積極的に取りに行って、相手にとどめを刺す。

 

 「攻撃こそ最大の防御」…わかってはいても…

 こんなセオリーに徹することが出来るのが強豪国、

 

 当たり前のことですが、BEST8、BEST4ではこういうゲームをしなければ勝ち抜けない。

 やはり点取りゲームだということ。

 

 「クロアチア」の大健闘に拍手!クラッカー

 

 「メッシ」「モドリッチ」にとっては

 おそらく最後の「ワールドカップ」?

 

 華麗過ぎるテクニック…方やストイックに献身的にピッチを走り続けた雄姿。

 世界中のどれだけの人々を魅了したのでしょうか…。ドキドキ

 

 こうした世界的な「スーパースター」宝石白が日本にも生まれることを祈ります。

 

 さて「モロッコ」…メイクドラマはあるのでしょうか?

 私の予想した「フランス」の連覇は?

 

 正直、「戦火」メラメラを横目で見ながら、やや複雑な想いで観戦を続けた今回の「ワールドカップ」

 

 この祭りはどんな終焉を見せてくれるのでしょう?