耄碌妄想日記 日曜版 №21 | 楓坂四駒堂

楓坂四駒堂

4コマ漫画&諸々駄文晒してます。

♪姉は夜更け過ぎに

「ゆきえ」と代わるだろぅ~

 

ご存知

日々、老いた親の介護に努める

姉妹の日常を歌った名曲…

 

違うかぁ!

 

血迷ったおやじギャグから始めてみました…叫び

 

ご訪問

ありがとうございます。

ドキドキ

 

「マッチ売りの少女」

久々の再登場から

 

 

 

お正月以来の

「マッチ売りの少女」

成長なし!

 

 

 

 

第2章

「豊饒の海へ」

 

Chapter2

群雄割拠~漫画誌戦国時代

その6

 

 さて…1964年、オリンピックイヤー

 私、中三に…

 受験生ではあったのですが、相変わらずの漫画三昧…。

 

 当時、私は名古屋都心の英語教室に週1で通っていたのですが

 変貌した「東京」とは違い、さして巷に高揚感があったという記憶はありません。

 

 戦後復興の証ではあったのですが

 あくまでもアマチュアスポーツの祭典

 「IOC」「JOC」…「組織委員会」もまだまだ真っ当だった時代。

 昨今の惨状に比べればドクロ…と言う話。

 

 「ブルーインパルス」以外、ド派手な開会式の記憶はありません。

 だからこその感動ラブラブだったような気もします。

 

 それがその年の秋の出来事…。

 

 時間を巻き戻して…

 新年早々「週刊少年サンデー」で歴史的な新連載漫画が登場します。

 「オバケのQ太郎」「オバQ」の誕生です。

 

 「藤子不二雄」…それまでの「サンデー」連載作品

 「海の王子」「ビッグ・1」とはがらりと違った、生活ギャグ漫画。

 

 日本版「おばけのキャスパー」はてなマーク

 そう思った人は多かったけど…どうなんでしょう?あせる

 

 いろいろな意味でエポックとなった作品。

 この頃の「藤子不二雄」はふたりの合作。

 この「オバQ」「Q太郎」「F」が担当、主人公の少年「正太」「A」が担当。

 次第に方向性が異なっていった二人にとって、この作品が実質最後の合作

 

 それだけではなく「オバケのQ太郎」

 「スタジオ・ゼロ」作品でもありました。

 

 この頃、師「手塚治虫」「虫プロダクション」を真似たのでしょうか

 あの「トキワ荘」出身の「藤子不二雄」始め、「鈴木伸一」「石森章太郎(石ノ森)」「つのだじろう」更に「赤塚不二夫」によるアニメ・漫画の制作会社。

 ※同時にそれぞれには独自の漫画プロダクションがあった筈。

 

 ともかく「オバケのQ太郎」

 「藤子不二雄」名義ではあったものの、当初は「石森」「つのだ」「赤塚」はその作画に参加しています。


 ともかく大人気!クラッカー

 結果、「ギャグ漫画家・藤子不二雄」は大人気作家に!

 その後、各学習雑誌にも連載…そしてアニメ化。

 「おそ松くん」と並び、国民的人気のキャラクターに…。照れ

 

 おとうさん、おぼえてますか?

 

♪頭ァの てっぺんに

毛が三本 毛が三本~

 

 主題歌はアニメソングとしては初の?ミリオンセラーに。

 このグッズ販売で「小学館」は本社ビルを新築。お金

 

 「F」にとっては、後の「ドラえもん」などへ繋がる作品だった筈?

 

 この大ブレークドンッにより、「F」「A」はそれぞれ方向性の違う、独自の作品を発表しながらも、「藤子不二雄」という共通名義は存続します。

 

 ※お判りでしょうが念のため

 「F」は「藤本弘」…「藤子F不二雄」

 「A」は「我孫子素雄」…「藤子不二雄A」ですね。

 

 

 さて、同じ時期、「週刊少年マガジン」で始まったギャグ漫画が

 「森田拳次」

 「丸出だめ夫」

 ともかく「まるでダメ」なんですから…言わば、元祖「野比のび太」

 この漫画での「ドラえもん」的存在が「ボロット」

 

 好きでしたね…この人の脱力感溢れるギャグ漫画。

 実写ドラマにもアニメにもなりました。

 

 忘れられない、そんな「森田拳次」の作品群…

 坊主ギャグ「奇僧天外(少年ブック)」

 時代劇ギャグ「珍豪ムチャ兵衛(週刊少年マガジン)」

 ロボットギャグ「ロボタン(少年画報)」などなど。

 

 アニメ化前提、メディアミックスだった「ロボタン」

 そのルーツは前述した「丸出だめ夫」の相棒キャラ「ボロット」

 

 この「森田拳次」

 同時代の漫画家たちにどれ程の刺激を与えたか…?

 「ギャグ漫画」の笑いの質を飛躍的に向上させたと言っても過言でないかも…。

 

 ついでに言うと前述の「奇僧天外」を下敷きにしているのが

 「森田拳次」のアシスタントだった「ジョージ秋山」

 この後1969年からの「少年マガジン」に連載した

 「ほらふきドンドン」

 

 この師弟は間違いなく「天才」宝石白でしたね。

 

 

 ところで「東京五輪」ということで、それに因む漫画がなかった訳ではありません。

 初めて「柔道」が競技に加わったということで…「梶原一騎」の出番。

 

 前年末から「マガジン」で始まっていた

 「吉田竜夫」作画の「ハリス無段」

 主人公の少年「風巻竜」…このネーミング、如何にも「梶原一騎」でしょ?

 その少年が何故か科学的柔道を研究する「ハリス博士」と出逢い、この「ハリス流柔道」を極めていくというお話。

 当然、何人かの強敵・ライバルが…

 そして「東京オリンピック」

 柔道・特別級?…秘技「回転五輪投げ」で強敵「ヘーシンク2世」を破り、金メダル!

 出てきちゃうんですね…「ヘーシンク2世」汗うさぎ

 まあね…読んでない方でも何となく想像つくでしょ?

 ともかく「吉田竜夫」…絵がうまかったんで…。

 

 どう記憶を辿っても、「サンデー」「マガジン」に限っては、特集記事はあったでしょうが、ギャグを除いて五輪ブームに乗った漫画が他にあったとは…?

 

 案外、それほどのブームはなかったのか…

 なんせ、初めての「オリンピック」

 馴染みのない競技も多くてね…。

 

 但し、このオリンピックがきっかけで一躍注目を浴びたのが「女子バレー」

 これは子供たち…中でも女の子たちの間には静かに浸透していきます。

 

 先走りますが、やがて1968年

 「週刊マーガレット」「浦野千賀子」

 「アタックNo.1」を。

 それを追うように(もちろん、その人気を意識して)

 「週刊少女フレンド」「神保史郎」作「望月あきら」画

 「サインはV!」を連載開始。

 

 すぐにアニメ化、あるいはドラマ化…。

 

 ♪だけど涙がでちゃう

 女の子だもん!

 ※アタックNo.1…詞「東京ムービー」

 

 ♪開け放した空へ 

 ジャンプ ジャンプ ジャンプ…

 ※サインはV!…詞は「岩谷時子」

 

 あの頃、まだ汚れを知らぬ、幼気な少女だったおかあさんは、みんな唄えるはず。

 

 「サインはV!」の「ジュン・サンダース」役だった「范文雀」

 とうに亡くなってしまいましたが(享年54才)

 エキゾチックできれいな女優さんでしたね。ドキドキ

 その彼女が「寺尾聡」と結婚していたことなど、もう誰も覚えていないかも…。

 

 余談でした…

 ともかく、その当時、あたかも少年漫画は1966年連載開始の「巨人の星(少年マガジン・梶原一騎+川崎のぼる)」を始めとする「スポ根」漫画ブームのさ中…。

 

 いずれにせよ、この熱気はもう少し後の話です。

 

 

 この1964年、漫画界にもうひとつ大きな出来事が…

 日本初の「青年漫画雑誌」の誕生。クラッカー

 

 「白土三平」の為の…と言うより「カムイ伝」連載の為の「白土三平」による

 新雑誌「月刊漫画ガロ」の創刊。

 

 編集者「長井勝一」「水木しげる」そして「白土三平」によってスターとしたこの新雑誌の船出を、愚かにも私はこの時点で知りません。汗叫び

 

 この「ガロ」についてはいずれじっくりと…。

 

 

 1964年末、「少年サンデー」で私の大好きだった漫画ドキドキが始まります。

 

 その話はまた次週!

 

 

 

 

 

アイドルをさがせ宝石白

「最強アイドル歌手」は誰?

 

その2 解答篇

 

 戦後最強最高…「戦後」というのも何か妙ですが…

 ま、昭和・平成・令和を通じての最高の「現役女性アイドル歌手」ドキドキは誰?

 というお題でした。

 

 私の中では不動の第1位は確定している訳ですが…

 多くの方の賛同を得られるとは…ちょっと…。叫び

 弱気になってどうすんだビックリマーク…と思いつつ…

 

 敢えて言うと、この人をもう一度、ちゃんと評価してもらいたい…という

 単純素朴なファン心理ですね…多分。大泣き

 

 まあ…うだうだ能書きを垂れてないで始めます。

 

 迷った訳ではないのですが…

 この人たちもたしかに伝説になる「アイドル歌手」に相違ない!

 まず、そんな女性たちを挙げてみますね。

 

 彼女こそ「No.1アイドル」だろ!

 そういう方は、それぞれに多数おられる筈。

 

 「現役歌手」という条件を付けました…。

 現在、数は少なくとも歌手活動も継続していると仮定すれば…

 なんてったって「小泉今日子」

 文句なしの「正統派アイドル歌手」。ドキドキ

 

 彼女に匹敵するのがおそらく…

 「松田聖子」

 どっちがどう…という訳ではありませんが…

 歴代アイドルの中では現在も含めての2トップかもしれません。

 

 そして長期休養中の「中森明菜」

 私の認識に大きな誤りがなければ…

 彼女は早くから「シンガー」「アーチスト」志向が強く

 「アイドル」は既に卒業…そんな意識が強かったように思えるのですが…。

 

 少し遡って70年代…

 代表的な三人娘「天地真理」「南沙織」「小柳ルミ子」

 唯一歌い続けている「小柳ルミ子」

 現在も十分「アイドル歌手」だとは思いますが…。

 

 「麻丘めぐみ」

 「山上たつひこ」の「喜劇思想体系」に出てくる「めぐみちゃん」こと「小林めぐみ」。

 「小林麻美」とこの「麻丘めぐみ」の合体です。

 ちなみに「めぐみちゃん」の母親「若尾志麻」…説明不要ですね。

 ちなみにちなみに「がきデカ」の方。

 「モモちゃん」と「ジュンちゃん」姉妹のモデルは「山口百恵」「風吹ジュン」

 アイドル好きだった当時の「山上たつひこ」先生。

 

 「麻丘めぐみ」、現在はドラマの脇で、普通のおばさんを手堅く演じています。

 でも、歌手活動と言えるものは…?

 

 「あべ静江」「太田裕美」「岩崎宏美」「榊原郁恵」「石野真子」「石川ひとみ」「アグネス・チャン」

 もちろん「石川さゆり」もあの頃は「アイドル歌手」。

 

 ♪津軽海峡・冬景色(1977)以前…

 ♪青い月夜の散歩道(1973)、♪泣き虫列車(1974)、♪小さな秘密(1975)

 ♪あなたの私(1975)、♪私でよければ(1975)、♪十九の純情(1976)

 ♪あいあい傘(1976)などなど…好きでした。音譜

 

 全部唄えますカラオケ…久しぶりに…唄わんでよし!爆弾

 

 みなさん、すっかりおとな…と言うより落ちついてしまいました。

 こっちもいい加減、爺ィですもんね…あ~あ。

 

 80年代…

 「岩崎良美」「河合奈保子」「松本伊代」「早見優」「荻野目洋子」「工藤静香」などなど…  皆さん現役です。

 

 90年代となると…歌は唄った時期はあっても、ほとんど女優さんになってて…

 「深田恭子」「仲間由紀恵」「永作博美」「和久井映見」「広末涼子」「篠原涼子」とかね。

 

 歌手活動が続いているのって「浜崎あゆみ」「林あさ美」くらいしか思い浮かびません…。

 

 2000年以降はパス…

 グループか、後はアーチスト志向が強いんで…。

 

 さて…私が独断で選ぶ「アイドル歌手No.1」王冠1

 

 群を抜いた歌唱。

 きらきらと「華」のあるキャラクター。キラキラ

 

 実はここまで並べた中に、既に名前は挙げています。

 

 やや引っ張りますが…

 まずNo.2を挙げておきます。

 

 「小泉今日子」「松田聖子」が同率3位とすると…

 それ以上…この人がNo.1でもいいかも?と

 思える人が、実はもう一人います。

 

 あくまで私の究極の好み…独断です。

 

 「柏原よしえ」

 現在は「柏原芳恵」の筈です…。

 

 カバー曲である♪ハロー・グッバイあるいは♪あの場所から

 そして♪春なのにを始めとする「中島みゆき」の世界。

 

 唯一無二の「柏原芳恵」の甘酸っぱい抒情の世界。

 しっとりと軽やかで、どこか妖しくて…

 

 すいませんね…勝手に浸りこんでて…

 最初、名前、挙げましたが「シルヴィ・ヴァルタン」

 ほんの少しそんな雰囲気も感じてました。

 

 昔の映像を見ても…最近のを見ても

 何ら変わることのない、瑞々しい、「アイドル」としての「華」

 

 何よりも…自身がとことん「アイドル」を生きている。

 そんな覚悟…潔さみたいなものを感じる訳です。

 

 「柏原芳恵」…どうか永遠のアイドルで。

 

 さあさあ、この上を行く究極の「アイドル」ですが…

 まだ、わかんないでしょうね…

 

 「そんなァ!」という声を覚悟で、さあどうだ!

 持ってけ!泥棒!…何じゃ?そりゃ!大泣き

 

 極私的「最強最高アイドル歌手」王冠1


 「中尾ミエ」クラッカークラッカークラッカー

 

 ね…わかりませんよね?叫び

 

 しかし、私にとって、この人以上の「アイドル」はいないんですよね。

 

 まだ「アイドル」という言葉もない頃…。

 

 歌い踊る「中尾ミエ」は常にきらきらとキラキラ輝いてました。

 特別のヒット曲が何曲もある訳ではありません。

 しかし、どんな曲を何度唄っても色褪せないカラオケ

 無駄な力、無駄な小技の一切ない、ごくごく自然体で歌い上げる超絶の歌唱力宝石白

 いつまでも聴いていられる…聴いていたい…そんな歌声ドキドキでした。

 

 子供の頃の…まだモノクロであっても、あのテレビの中の華やいだステージ。

 テレビは夢を紡ぎ出す魔法の小箱でした。

 その中で華やかな光を放つキュートな「中尾ミエ」…。

 ノスタルジーそのもでしょうけどね…

 

 

 数年前、生のコンサートを観ましたが

 一向に衰えないその魅力…。

 弾け加減は、あの「スパークショー」のまま。

 

 何ら自らを飾ることもなく、かと言って所帯臭さも生活臭も見せず

 老いも衰えも落ち着きさえも見せない…奇跡?

 半世紀以上、この世界で培って来た本物の「ショーガール」の底力

 誰が何と言おうとこれぞ「アイドル」の神髄!

 

 彼女を見る度に15の自分に戻れます。

 

 「中尾ミエ」76才!

 

 悩殺?えくぼ、いまだ健在キスマーク

 バリバリ現役のアイドル歌手カラオケ

 

 異論、反論ございましょうが…

 そういうことで、よろしくBaby!爆弾

 

 

 以上!

 ワールドカップの興奮のさ中

 何故か秘かに想いを馳せた「アイドル」の姿

 日曜日の戯言でおました!