☆何年か前の誕生日に自分で時計を買った。

オジサンたちがつけてる、ロレックスに憧れて私も「良い時計」が欲しくなった。
若い女が「良い時計」をつければ生じるものがあるはずである


昔から憧れていた、カルティエのパシャにミスパシャがでて一年。
アニバーサリーってピンクと青の限定がでた。

私は『てめぇがてめぇに買うんだから青!青一択!!』って青買った。

人からプレゼントされれば絶対にピンクになるから私のテーマカラーは青にしよう。ってその時に決めた。


「誰かに買って貰ったわけじゃないから、凄く嬉しい!大人になるまで大事にしよう!」




☆その当時、言われた事

『良い時計してるね!誰に買って貰ったの?』

私の目論見は大成功である。

若い私が良い時計をすればそこから会話が生まれる。

会話はミスパシャ一つの値段より遥かに価値がある。




☆そして現在

実家がある畑ばかりの田舎町に帰ってきて2年。

私の時計に触れる人は居ない。

『清水の舞台から飛び降りる気持ちで自分で頑張って買いました!!』と言うことも

『こいつ胡散臭い女だな』という視線を送られることも無い


☆おわりに

「良い時計」をつけた私は都会では
胡散臭い面白い女になれるけど、

田舎では宇宙人になるのである