働き方を考える | Kaedeの人生時計

Kaedeの人生時計

2022年2月卵巣腫瘍境界悪性のため両側卵巣子宮摘出手術をうけました。
病気知らずだった私が初めて人生時計を意識した日々の覚え書きと、同じ病気の誰かのために少しでも役に立てるといいな…。

病気になってから今後の働き方をどうするかをずっと考えています。GWにふと手にした群ようこさんのれんげ荘シリーズが働き方を見直す気持ちに拍車をかけました。

 

れんげ荘 (ハルキ文庫 む 2-3)

 

”月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう! ―――キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人”という外国人好きのコナツさん・・・・・・と個性豊かな人々が暮らしていた。不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。ささやかな幸せを求める女性を描く長編小説。”

 

今すぐ仕事をやめたいということではないのですが、完全に仕事をシャットダウンして過ごしたGWの心穏やかな暮らしが作中のキョウコさんの暮らしに重なります。

 

もちろん、月十万円の暮らしは今は想像もつかないし、いきなりリタイア生活に飛び込む勇気もありませんが、将来の選択肢の1つとしてそういう暮らしを目指すのもありかなと思い始めています。

 

散歩途中で出会うにゃんこずが早くこっちにおいでよ~と誘う目線を寄こしてきますにっこり